
「イカゲーム」は、膨大な借金や深刻なトラブルにより人生を諦めかけた者たちが、“人生一発逆転”できるほどの高額賞金を懸け、子どもの遊びになぞらえた「負けたら即死」のゲームに巻き込まれていく、世界的メガヒットを記録したサバイバルスリラー。2025年に配信された“ファイナル”となるシーズン3は、初週に日本を含む93の国・地域でTOP10の首位を獲得し、配信後3日間の視聴数としてNetflix史上最高記録を達成した。
そんな「イカゲーム」の世界を再現した体験型イベントが『渋谷リアル・イカゲーム』だ。イギリス・ロンドン、アメリカ・ニューヨーク、スペイン・マドリード、アメリカ・ロサンゼルス、オーストラリア・シドニー、韓国・ソンスドン(聖水洞)に続き、世界7カ国目として日本初上陸を迎えた。


『Netflix 渋谷リアル・イカゲーム』は、「イカゲーム」の世界を再現した会場で、自身の顔をスキャンしてプレイヤーとして登録し、「だるまさんがころんだ」「綱引き」「ビー玉遊び」など作中になぞらえた6つのゲームを体験後、優勝者1名が選ばれる。最大20人で挑戦する、ファンはもちろんビギナーでも楽しめるイベントだ。
2026年1月15日に開催されたメディア向け体験会で、一足先にその内容を堪能した筆者が、その雰囲気をお伝えしたい。
世界的人気コンテンツが渋谷と出会う

Netflixとともに、世界中で「イカゲーム」を体験型コンテンツに昇華させたKingsmen CreativesのCorey Redmond氏は、体験会に訪れた関係者に向けて次のように述べた。
「世界各地で実施され、社会現象にもなった『イカゲーム』の体験イベントが、グローバルでの成功を経て東京に上陸します。これまでスクリーンを通して楽しんできた世界観を、現実空間で体験できる内容になっています。
『だるまさんがころんだ』では人形を出し抜き、ガラスのゲームでは度胸を試し、綱引きではチームで勝利を目指すなど、作中をモチーフにしたゲームが楽しめます。既存ファンはもちろん、まだ作品に触れたことのない人にも世界観を楽しんでもらいたい。これまで世界6カ国で開催してきて、10歳の子どもが優勝した例もあり、年齢や性別を問わず、誰でも楽しめる内容になっていますよ。」

会場となる東急プラザ渋谷を含め、渋谷駅から半径2.5kmを「広域渋谷圏」と名づけ、エリア全体の活性化を進める東急不動産からは、都市事業ユニット 渋谷運営事業部 部長の中村賢氏が登壇した。
「世界的人気を誇る『イカゲーム』のイベントを東急プラザ渋谷で提供できることを光栄に思います。渋谷はアニメやゲーム、音楽、ファッションなど多様なカルチャーが集まり、常に進化し続けながら発信を行っているエリア。世界的コンテンツホルダーであるNetflixやKingsmen Creativesといった心強いパートナーと共同開催できたことが大変嬉しく、今後もさまざまな体験を生み出す場として展開していきたいと考えています。」

原作のスリルと楽しさがミックスされたゲームたち


「イカゲーム」の世界観が広がるエントランスで受付を済ませると、手首にリストバンドを装着。フェイススキャンを終えるころには、参加者は名前ではなく「番号」で呼ばれるようになり、視聴者ならニヤリとしてしまうだろう。
審判役のスタッフに先導され、特徴的な照明とBGMに包まれたフィールドへ。進むたびに気分は完全にドラマの世界観へ引き込まれていく。


次の会場には「イカゲーム」シリーズの寮を再現した威圧的な空間が広がる。積み重ねられた2段ベッドが並ぶ中、フロントマンがビデオで登場し、ゲームの説明がスタート。ブリーフィングによって、プレイヤーの緊張と期待は一気に高まっていった。
これから始まるゲームは原作ドラマをベースにしながらも、体格や性別に関係なく楽しめるようにアレンジされている。ただ再現するだけではなく、しっかり「ゲームとして面白い」と感じられる設計が印象的だった。


最初のゲームは「TUG OF WAR(綱引き)」。綱引きと聞くとパワー勝負を想像してしまうが、このゲームで勝敗を分けるのは力ではなく距離だ。プレイヤーは赤チームと青チームに分かれ、1対1で10秒間ロープを引き、その合計距離でチームのスコアが決まる。個人で負けてもチーム全体の合計スコアが上回れば勝利できるため、応援も大事なポイントになる。


続く「MARBLES(ビー玉遊び)」では、型抜きをモチーフにしたマークにビー玉を転がして入れていく。見た目以上に難しいにもかかわらず、最初の手持ちはわずか5個。あっという間に減っていくビー玉とともに緊張感が高まるが、枠内に入ればすべてを回収できるという逆転要素が大きく、シンプルながらも強い没入感が味わえる。


3つ目の「MEMORY STEPS(ガラスの橋)」は記憶力が試される難関ゲームで、全10マスのうち安全な5マスを一瞬で記憶し、正しい順序で進まなければならない。審判の軽快な話術に惑わされながら進んでも、不正解のタイルを踏んだ時点で脱落となる。筆者が体験した際には、10人中1人しかクリアできなかった難関ステージとなっていた。

「イカゲーム」シリーズを象徴する「RED LIGHT, GREEN LIGHT(だるまさんがころんだ)」は、二人三脚の要素を取り入れたアレンジ版で、BGMが流れている間にペアで前進し、音が止まれば即ストップ。大きな人形ヨンヒが振り向く瞬間は思わず息を止める緊張感があり、停止中の動きを確認するピンクガードの存在も恐怖をさらに高めてくる。


続く「ROUND & ROUND(椅子取りゲーム)」では、リズムに合わせて動き、音楽が止まった瞬間に点灯したプラットフォームへ素早く移動する。指定エリアに間に合わなければ脱落となり、ラウンドを重ねるごとに人数が絞られていく。運の要素もありながら、脱落しても見ているだけで楽しく、エンタメ性の高さには唸らされる。

そして最後のゲームへ。長い道のりのラストに待ち構えていたのは、成績上位の6人まで進出できる最終ゲーム。原作の山場を再現したセットの中で、緊張感あふれるバトルが繰り広げられる。ここまで来ると、もはや全員が本気そのものだ。
そして——なんと筆者は見事優勝。壮絶な戦いを潜り抜け、特別な戦いに挑むことになったのだが……その結末は、ぜひ現地で確かめてほしい。
グッズとフードでも、イカゲームの世界観を楽しもう
こうして、1時間ほどの体験はあっという間に終了。原作をベースにしたゲームの数々と、緊張と興奮を演出するライトやBGMで没入感は常に最高潮。共にゲームに挑むプレイヤー同士の絆も感じられ、まさに「イカゲーム」の醍醐味を全身で味わえる濃厚な体験だった。


そんな体験の余韻を楽しめるのが、オリジナルメニューを展開するコラボカフェだ。ここで味わえるのは「イカゲーム」の象徴である「赤 vs 緑」「○△□」「緊張と遊び」を、色・味・体験へと翻訳した没入型のフードメニュー。視覚的な表現に加え、作中の体験を想起させるギミックを通じて、食べるだけで作品世界に入り込めるフードエンターテインメントが楽しめる。


同じエリアには「イカゲーム」シリーズのグッズを購入できる「ヨンヒの遊び場」も併設。作中でプレイヤーが着用しているあの緑ジャージや、Tシャツ、フーディーをはじめ、ステッカーやキーリングなど、「イカゲーム」のさまざまなキャラクターやデザインをモチーフにしたグッズが並ぶ。
ゲームのモチーフを各所に取り入れた、見ているだけでも楽しいメニューの数々と、原作から飛び出してきたようなグッズは、体験の余韻をより豊かなものにしてくれるだろう。

本件を手掛けた東急不動産 都市事業ユニット 渋谷事業本部の大西氏・五十幡氏は、この取り組みの見どころについて、以下のようにコメントした。
「一番の見どころとしては、やはりこの没入体験にあると思います。原作の世界観への没入体験することができ、子供から大人まで楽しむことができる設計になっております。ゲームはもちろん、無料で入れる飲食や物販エリアでも作中を想起させるような商品展開を行っており、体験を充実させるエリアとなっております。
また、今回はイベントを実施する東急プラザ渋谷3階だけでなく、他の階や隣接する渋谷サクラステージでもテナントコラボを実施しており、3階以外の各施設でもイカゲームの雰囲気を楽しむことができるようになっております。プロモーションにおいても、東急プラザ渋谷を中心に、広域渋谷圏の当社アセット各所でのプロモ―ション展開をさせていただいている甲斐もあってか、すでに多くの方にご体験いただいており、SNS等でほとんどの方から高評価をいただいております。
まずはNetflix様、事業体各社様と連携し、盛大な開業を迎えることが出来ましたが、今後も更なるプロモーション等を通して、渋谷リアル・イカゲームへの来場や、広域渋谷圏の魅力向上に寄与できるように本事業を推進していきたいと思います。」
大興奮間違いなしの「Netflix 渋谷リアル・イカゲーム」は、2026年1月16日から7月20日まで開催(予定)。渋谷という世界に誇るカルチャーの中心地で、グローバルコンテンツならではの興奮を体感してほしい。チケットはイープラスにて販売中だ。
▼チケット購入はこちら
https://eplus.jp/sf/word/0000172923



