JR渋谷駅新南口に隣接する<a href="https://www.shibuya-sakura-stage.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">渋谷サクラステージ</a>は、多様な人が行き交う大型複合施設。約1万人が入居するオフィスエリアを中心に、渋谷・桜丘町で培われた文化を引き継ぐ多様なテナントが軒を連ね、にぎわいを生む広場やイベントスペースなどで多くの交流を生み出してきた。2024年7月25日のまちびらき記念日以来、月間約300万人（2025年5月実績）、累計では3,000万人もの人々が来館している。「渋谷納涼大感謝祭」は、そんな一年間の感謝を届けるために企画されたイベントだ。オフィスやテナントで働く人、地域で暮らす人、この場所を訪れてくれたすべての人とのつながりに感謝を込めて。そして、今後もこの場が開かれていくことを願い、渋谷サクラステージを大きな一つの「街」に見立てて開催された、バラエティ豊かなイベントの様子を振り返ろう。<h2 id="h4bde84b575">夏らしさに満ちた特別な装飾</h2>渋谷サクラステージは、桜丘町の文化を色濃く受け継いだ施設だ。バラエティ豊かな店舗が立ち並ぶ一方で、地域住民が日常的に利用できる公共空間としての性質もあわせ持つ。その姿は、一つの「大きな街」と呼ぶにふさわしいスケール感だ。イベント期間中は屋内外の随所に夏らしい装飾が施され、ふだんの渋谷サクラステージとはひと味違う、ワクワクするような雰囲気に溢れていた。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/521ff3c1482b4d608d4f6fb007a22410/_5_B6612.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/68311a7c8a6f45c2925d9eed141834e9/_5_B6588.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure>イベント限定のロゴや、夏らしさと現代的なデザインが融合したビジュアルが、館内やデジタルサイネージを美しく彩る。また、さまざまな場所にイベント期間限定の提灯が飾られ、感謝祭ならではの特別な高揚感と一体感をつくり出していたのも印象的だ。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/15a4f12e18964d9db3e7ab9a425fda21/_5_A1170.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure>なかでも目を引いたのが、渋谷サクラステージを象徴するピンク色の提灯を模したカード。まるで七夕の短冊のように、一周年を祝うさまざまなメッセージが書き込まれている。この場所や近隣で働く人、暮らす人、訪れる人たちが、それぞれ思いを込めて書き込んだカードは、なんと1万枚近くに及ぶという。ひとつひとつの提灯に込められた想いが、この一年間で生まれた多様なつながりを鮮やかに可視化し、個人と街の繋がりを感じさせる。その様子に足を止め、じっくりと眺める人の姿も多く見られた。<h2 id="h34f514b130">屋台文化も現代的にアップデート</h2>夏祭りには、屋台のご飯や縁日がつきものだ。渋谷サクラステージという「街」では、こうした伝統的な夏祭り文化にも現代的なアレンジが加えられていた。屋外だけではなく冷房の効いた屋内空間も活用し、老若男女が安心して回遊できる——そんな渋谷らしい新しい夏祭りのスタイルは、これからのスタンダードになっていくのかもしれない。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/5f37eb6aaa8e43c2b37dd76733f78076/_5_B6666.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure>イベント期間中、サクラステージの各テナントでは「ありがとうキャンペーン」として割引やくじ引きなど、日ごろの感謝を伝えるサービスが用意されていた。さらに一部の店舗では「みんなの縁日」と題し、地域のにぎわいや来場者同士の交流を生み出す縁日企画も実施された。普段とは異なる楽しみ方ができるとあって、子どもから大人まで幅広い層で賑わいを見せていた。都市と地域をつなぐカルチャースポット「チートトウキョウ」では、地域応援や生産者支援をテーマにした縁日企画「CHEEAT射的」を開催。長野県上松町の若手木工職人による射的台は、木曽ひのきがふんだんに使われた特別仕様だ。昔ながらの射的遊びに、現代的な景品や木工の技術が組み合わさった空間は、大人も子どもも思わず夢中になるほど。木曽ひのきの香りが心地よく漂う射的台は、フォトスポットとしても人気を集め、夏の思い出作りにもひと役買っていた。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/315f8a1ed8ee47ecbe5bac143921c77b/_5_A1222.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure>渋谷サクラステージの魅力は、桜丘町のカルチャーを受け継ぐ食文化にもある。個性豊かな飲食店がそれぞれ企画した「すごい屋台飯」は、普段のメニューや容器を夏祭り仕様にアレンジしたもの。からあげや串カツなどの定番メニューにもワンポイントの工夫が光り、テイクアウトすればお祭り気分も高まっていく。期間中は食べ歩きに便利なスタンドデスクも設置され、開放的な雰囲気のなか、屋台グルメを味わいながら夏祭りを満喫できる。渋谷の真ん中で、スペシャルメニューと堪能する時間は夏のひとときは、非日常な愉しさを感じられるものだった。<h2 id="h756ce8992b">街とつながる盆踊り＆カラオケ大会</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/cb742ba4ab8d4402a086dbc125ba29d4/_5_A1161.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure>「渋谷納涼大感謝祭」のなかでも、地域や町内会の夏祭りでおなじみの「NODO-JIMAN（のど自慢）」と「BON-ODORI（盆踊り）」は、世代や立場を超えて盛り上がる象徴的なプログラムとなった。高層ビルが立ち並ぶ渋谷の中心で、昔ながらの夏の風景が広がる光景はどこか新鮮だが、暑い夏をともに楽しむ心意気は昔から変わらない。地域の人々はもちろん、企業で働く人や偶然通りかかった観光客まで、さまざまな人が「にぎわいステージ」に集い、それぞれの夏を思い思いに楽しんでいた。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/05068e58d2684cfdae2aab684b5d8978/_5_B6546.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/fd985369ac954c8e9ee0633044e54368/_5_A1120.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure>「NODO-JIMAN」は、渋谷サクラステージに入居する企業・団体や近隣の人たちが交流を深めるカラオケ大会だ。東急不動産ホールディングスグループの社員や施設内テナントで働く人、音楽学校の学生など、立場を超えた参加者が美声を響かせる。応援に駆けつけた同僚や友人が、手作りのうちわで盛り上げる姿も賑やかだ。普段は顔を合わせることのない人同士が歌を通じてつながり、「みんなで楽しむ」空気が自然と生まれたのは、この場所ならではの魅力といえるだろう。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/19f007391cdd4c7eb18fbf8554ebfd31/_5_A1307.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/cfb14288b5ac4c8b8d4029acb52e9781/_5_A1286.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure>太陽が傾き始めると、誰もが気軽に参加できる「BON-ODORI」がスタート。浴衣姿の地元の方々をはじめ、ふらっと立ち寄った来場者や海外からの観光客まで、多彩な顔ぶれが輪をつくり、思い思いに踊りを楽しんでいた。伝統的な盆踊りのリズムに加え、この日のためにDJがリミックスした現代的なサウンドも響き渡り、世代も国籍も超え、音楽と踊りでつながる時間が流れていた。このほかにも、渋谷の妖怪をテーマにしたライブペインティング「妖怪即興壁画」や、怪談師を招いて霊感体験を届ける「冷感ナイト」など、内側から涼しさを感じるイベントも多数開催。多くの人の心を動かす、渋谷サクラステージらしい、バラエティ豊かな催しが夏のひとときを彩っていた。<h2 id="h62cf23bf9f">立場を超えた、町内会のような身近さで</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/873ea7802a134c1d95fc02f4c39a2ae6/_5_A1271.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure>「1年間のありがとうを、ここから。」を掲げて開催された「渋谷納涼大感謝祭」。揃いの法被やTシャツをまとった運営チームを中心に、誰もがこの空間を楽しめる、居心地の良い雰囲気が会場全体に広がっていた。運営者、テナント、地域住民、そして一般の来場者まで、立場も世代も超えて楽しむ雰囲気は、まるで昔ながらの町内会のような近しさや温かさを感じられるものだった。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/b48c9bc15eb6460daaa93dbcf5406a96/_5_A1276.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/4ddfd96140034492bfa8b4d6202ce9d4/_5_A1073.jpg" alt="東急不動産株式会社 都市事業ユニット/渋谷事業本部/渋谷運営事業部/広域渋谷圏価値創造G 島健二（しま けんじ）" width="2000" height="1334"><figcaption>東急不動産株式会社 都市事業ユニット/渋谷事業本部/渋谷運営事業部/広域渋谷圏価値創造G 島健二（しま けんじ）</figcaption></figure>懐かしくも新しい、渋谷サクラステージならではの光景が生まれていた「渋谷納涼大感謝祭」。企画に携わり、自身も「NODO-JIMAN」に参加し熱唱を見せた東急不動産の島健二 氏に話を聞いた。──「渋谷納涼大感謝祭」は、どのようなアクションを期待して開催されたイベントですか？島 ： お客様はもちろん、渋谷サクラステージに入居するオフィスや商業テナント、そして桜丘をはじめとした地域の皆さまへの感謝をお伝えするとともに、渋谷サクラステージへの愛着を深めていただく機会にしたいと考え、企画しました。── 実際に開催してみて、渋谷の街や人々にどのような影響を与えられたと感じますか？島 ： ファイナルファンタジーやポケモンといったコンテンツとのコラボレーションも実施したことで、間口が広がり沢山の方に来ていただけたので、渋谷のまちの価値向上につなげられたと感じています。また、のど自慢・盆踊り・怪談イベント、飲食テナントとの連携による「すごい屋台めし」企画などを通じて、渋谷サクラステージをより身近に感じていただく機会を創出できました。「また行ってみよう」と思っていただけるきっかけになったと思います。── イベントを開催して嬉しかったこと、印象に残った瞬間は？島 ： X（旧Twitter）などでも多く取り上げられ、「初めてサクラステージに行ったが、おしゃれで驚いた！」といった投稿を見かけたことが嬉しかったです。また、地域の商店会・共栄会や町会と連携して出店いただいたほか、共栄会のご紹介で渋谷区婦人団体連絡協議会とつながり、浴衣姿で盆踊りの手本を務めていただくなど、お祭りを通じてまちとのつながりが深まったことも印象的でした。さらに、「今回はのど自慢大会に出場できなかったので、冬にも開催してほしい」というオフィスワーカーからの声を聞いたときは、思わずガッツポーズが出ました。── 今後のアクションや求めているコラボレーターはいますか？島 ： 阿波踊りイベント、秋祭り、クリスマスイルミネーション、春のさくらまつりなどを通じて、地域との連携をさらに深め、渋谷のまちにより必要とされる施設を目指してにぎわいを創出していきたいと考えています。求めるコラボレーターは、コンテンツを通じて渋谷を盛り上げたい企業や、渋谷、とくに桜丘エリアを盛り上げたい企業・団体・個人の方です。コストやスペース、時間などさまざまな制約がある中でも、同じ方向を向き、熱いパッションを持って一緒に取り組んでいただける方と、渋谷を盛り上げていきたいと思っています。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/f76989af7d9542da962b73b7a4847973/_5_B6746.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure>渋谷サクラステージが歩んだ一年への感謝を伝え、関わるすべての人が一丸となって盛り上げた「渋谷納涼大感謝祭」。街とのつながりや人々の思いが詰まったイベントは、また新しい一年や、そしてこの先の明るい未来を想像させるものだった。夏に生まれたやさしい熱気が、これからの渋谷サクラステージと渋谷の街に、きっと新たな物語を生み出していくだろう。

2025年7月12日から8月3日にかけて「Shibuya Sakura Stage（以下、渋谷サクラステージ）」のまちびらき一周年を記念した「渋谷納涼大感謝祭」が開催された。施設全体が一体となり、日常とはひと味違う賑やかな夏の風景が広がった3週間だ。

Official HP

日本を代表するターミナル駅である渋谷駅に隣接し、代官山や恵比寿へのアクセスもよい桜丘エリアの約2.6ヘクタールの敷地を一体的に整備して誕生した。SHIBUYAサイド（SHIBUYAタワー、セントラルビル）とSAKURAサイド（SAKURAテラス、SAKURAタワー）で構成される。先行する渋谷駅中心地区の他施設とともに、交通基盤の拡充、様々な機能の導入による拠点性向上と防災機能の強化を行いながら、国際競争力をさらに強化する大規模複合施設。

Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）

「渋谷納涼大感謝祭」レポート

渋谷サクラステージ１周年、
夏を彩る「渋谷納涼大感謝祭」
——地域と“アツく”つながる３週間

<h3 id="hd70d888932">出会いと共創が生まれる“空き地”のような遊び場</h3><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/b977a71231164f7d9fa1d66e148e554a/_5_B9744.jpg" alt="" width="2000" height="1334"><figcaption>フロアの中心につくられたイベントスペース「404 PARK」。レイアウトを変えることで多様なイベントに柔軟に対応する</figcaption></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/b3e7a24848c6432a8b8866a4c4c4acea/sub8.png" alt="" width="2048" height="1734"><figcaption>404 Not Found エリアマップ</figcaption></figure>「<a href="https://www.404shibuya.tokyo/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">404 Not Found</a>」は、イベントスペースである「404 PARK」と、物販とカフェが融合した「404 STORE」、最新の設備が揃う配信スタジオ「404 STUDIO」、そしてキッチン＆レストランスペースの「404 KITCHEN」で構成されている。そのコンセプトは「渋谷の空き地」だ。そこに込めた思いを織田氏はこう説明した。「渋谷はいろんな文化が混ざり合って新しいものが生み出され、積み重なってきた場所です。異質なものが許容されてきた、懐が深い街なのだと思います。だからこそ渋谷の再開発のラストピースとも言われるこのエリアには、あえてちょっとカオスを生み出すような空間＝“空き地”があってもいいんじゃないかと。昔は特に約束しなくてもなんとなくみんなが遊びに行くような空き地が、色んなところにありましたよね。空き地でたまたま集まった人同士で遊んだり、一緒に遊んでいるうちにその日だけのルールができたりして、日が暮れるまで夢中で遊んだりする。それが私たちの空き地のイメージです。404 Not Foundも、運営側が完璧に遊び場を用意するのではなく、来た人が自分たちであそびを生み出し、出会い、そこで何かが始まる。そんな場所を目指しています。」<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/9a43233598a64b6c90b614b533c768a8/_5_A4583.jpg" alt="" width="2000" height="1334"><figcaption>織田笑里氏（一般社団法人渋谷あそびば制作委員会 監事／404 Not Found ジェネラルマネージャー） </figcaption></figure>多様なジャンルのクリエイターが創作活動を行い、作品を発表する場となる「404 Not Found」は、クリエイターと社会との接点となり、つくり手と買い手が出会う場にもなる。さらにその出会いから関係性が育まれ、新たな創造につながっていく可能性もある。イベントスペースの「404 PARK」には大型のLEDビジョンが設置されており、イベントやワークショップ、記者発表など多様な用途を想定している。企画に応じて自在に空間を仕切ったり、照明の色調や光量を調整することも可能だ。取材当日はピクセルアートの学校『The Pixel School』が開催されており、大型ビジョンを使ったピクセルアーティスト APO+氏の講義に受講生らが耳を傾けていた。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/76db19c7675549e09bc19503ae12b3e9/_5_A4762.jpg" alt="" width="2000" height="1334"><figcaption>「あそび」と「まなび」を兼ねた新しいスタイルの学び場『The Pixel School』。リモートでの受講やアーカイブ配信の観覧もできる</figcaption></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/0da5a5f402c2449883ef9a87496a33dc/_5_A4682.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure><h3 id="h41b1f49773">遊び場が叶える創造、発信、コミュニケーション</h3> 「404 PARK」の隣は物販とカフェのスペース「404 STORE」だ。オープニングイベントと関連した「GEEK MARKET」のコーナーにはボードゲームなどのアナログゲームが並び、個性あふれるクリエイターたちのキーホルダーやアクセサリー、バッグなどのアイテムも販売されている。カフェは来場者たちの交流の場でもあり、ドリンクを片手にテーブルに置かれたゲームを自由に楽しむことができる。取材日には、入口でファッションデザイナーのTyler．氏が2日間限定のリメイクショップをオープンしており、来場者とコミュニケーションをとりながら持ち込まれた服にリメイクを施していた。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/a6c56ad6c52340cdb84dfa207fe4eccd/_5_B9601.jpg" alt="" width="2000" height="1334"><figcaption>カフェと物販のスペース「404 STORE」。テーブルでは販売しているゲームを試遊することができる</figcaption></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/caa6ce21f3b148bd9cbf044ae6afdb17/_5_A4768.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/b35be76fe49d4dccb261f8af13dd5a0b/_5_A4727.jpg" alt="" width="2000" height="1334"><figcaption>クリエイターたちのショップであり、作品やゲームを通じて交流が生まれる「404 STORE」。ファッションデザイナーのTyler．氏によるワンポイントリメイクショップが開催されていた </figcaption></figure>同フロアにある「404 STUDIO」は、音声コンテンツや動画コンテンツの収録および生配信ができるスタジオだ。様々なスタイルのレコーディングや番組制作に対応可能なプロフェッショナルな最新の機材が導入されている。すでにラジオの公開収録やゲームコンテンツのライブ配信でも利用されており、「404 PARK」の大型ビジョンを使った中継放送など、スタジオ内だけで完結しない幅広い活用が進められている。今後はクリエイターの配信へのアドバイスや企画の支援も行われていく予定だ。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/2fbf8c71392c4004a005f43e7e9022df/_5_B9585.jpg" alt="" width="2000" height="1334"><figcaption>最新のレコーディング・配信機器が揃った「404 STUDIO」。クロマキーセットを使った制作にも対応している</figcaption></figure>そしてフードクリエイターが新しい食の可能性を模索する場として設けられたラボキッチンが、「404 KITCHEN」だ。まだどこにも存在しないお店を1日限定でオープンしたり、新商品をプロモーションしたりと、使い方は可能性に溢れている。クリエイターや来場者が食を通じて交流し、新しい食のカルチャーが生み出される場として展開されていく。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/d4e0bd0acede41d1978a59c621cf6332/404%20KITCHEN.jpg" alt="" width="1982" height="1316"><figcaption>キッチンをぐるりと囲むU字カウンター。あちこちでコミュニケーションが生まれる「404 KITCHEN」（写真提供：404 Not Found）</figcaption></figure><h3 id="hf3c167f4e8">全てのインディークリエイターに向けた会員制度「CLAN」</h3> インディークリエイターの遊び場として、幅広い領域のクリエイションを支援する機能を備えた「404 Not Found」。クリエイターの作品を目当てに訪れる来場者もいれば、通りがかりにゲームを見つけて遊び始める家族連れやカップルなどもいる。子どもから大人まで、あらゆる年齢層が思い思いに過ごすあそびばが醸し出すのは、何か面白いことが起きそうな、未知の未来への期待感だ。織田氏の話からは、その企画と運営を担う渋谷あそびば制作委員会が、予想外の出会いや偶発的なコラボレーションを面白がりながら場をつくりだしていることが伝わってきた。「そもそも渋谷あそびば制作委員会自体が、“インディー魂”を持つ人たちの集まりなんです。渋谷に新しい商業施設をつくるという時に、これまでの商業施設で当たり前だったルールや慣習の意味を改めて考えてみるというところから始めました。何かを決めるまでにかなり時間がかかることもありますが、面白いことのために苦労することは厭わない。そんなメンバーばかりです。私たちに限らず、実は予定調和なものに飽きている人は一定数いると思っていて、そういう人たちがそれぞれの強みを掛け合わせたら、爆発的な原動力が生まれるかもしれない。そうなったら本当に面白いことが起きそうだと私たちは考えています。そのための設備や仕組みが整ったあそびばが渋谷にあったらすごいよねと。「404 Not Found」にはいろいろなジャンルのクリエイターがアイデアを試し、それを形にできるアセットが用意できたかなと思っています。」<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/cca65f0d42ce44daa7954d51c48d3649/_5_A4466.jpg" alt="" width="2000" height="1334"><figcaption>アクリルレジンアーティストのKAE氏による「404 Not Found」オリジナルキーホルダー。数量限定で「404 STORE」にて販売中</figcaption></figure>現在、渋谷あそびば制作委員会では、「404 Not Found」を一緒に盛り上げていく仲間となる「<a href="https://www.404shibuya.tokyo/clan/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">CLAN（クラン）</a>」を募集している。CLANとは、ビデオゲームの世界で一緒にプレイする集団のことを指す表現だ。「404 Not Found」では3タイプのCLANのつながりから、ジャンルを跨いだ共創やコラボレーションの実現を目指している。インディークリエイターや学生、会社に勤務するクリエイターなどに向けたクリエイター会員サービス「CLAN MEMBERS」は、ひと月3ドルで「404 Not Found」の施設利用やオンラインコミュニティでのメンバーとの交流、新しいコンテンツづくりへの参加などの特典が得られる。自身の成長や別のジャンルのクリエイターとの出会いを求め、新たな表現を模索し挑戦したいクリエイターのためのサービスだ。「何かを生み出したいという人はみんなインディークリエイター」と織田氏はいう。「年齢や社会的な立場に関わらず、独立志向があり自分で創造したいという思いのある全ての人をインディークリエイターと捉えています。そういう人たちが自分の好きなことを追求したり、領域の異なる仲間と出会って、一人ではできないことを一緒にやり遂げたりする場所を、CLANのつながりを通じてつくりたいと思っています。」<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/252f998e284040dd9e1f08758c5738c1/sub2.jpg" alt="" width="1437" height="921"><figcaption>会員申し込みは「404 Not Found」の公式WEBサイトから可能</figcaption></figure>そしてそんなクリエイターを応援するとともに、クリエイターとつながりを持ち、共創により未来をつくり出したい企業や自治体などの会員は「CLAN PARTNERS」と呼ばれる。「CLAN PARTNERS」には、クリエイターとのマッチングや「404 Not Found」でのイベント開催などのサービスがあり、そうした組織の新しい試みの場としても機能していく。さらに「CLAN EXPERT」として、「404 Not Found」の想いに賛同するプロフェッショナルなクリエイターやアーティストが参画している。幅広いフィールドで活躍する「CLAN EXPERT」との出会いや交流のチャンスも、この会員制度のメリットだ。<h3 id="h264d1e4bba">出かける理由であり居場所となる新たなカルチャーシーン</h3>この夏スタートしたばかりの「404 Not Found」。すでに多くのクリエイターが訪れ、自然発生的に生まれる活動やイベントもあるという。7月25日からのオープニング企画として開催されたゲームイベント「<a href="https://www.404shibuya.tokyo/event/404-game-show/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">4●4 GAME SHOW -feat.BitSummit RoadShow-</a>」では、インディゲームの展示や試遊などが行われたが、同時にストリートパフォーマーたちによるパフォーマンスや、ものづくりをするクリエイターの出店もあり、それぞれのコンテンツへの来場者が混ざり合い、ジャンルの壁を越えた交流があちこちで生まれていた。一見カオスのようにも見えるその遊び場の状況こそが、渋谷あそびば制作委員会の理想像であり、そこに対する思いを織田氏はこう表現した。「多くの人が無意識のうちにいろんなものをカテゴライズして、その枠の中で自分の居場所を決めてしまいがちです。でも本当は違うと思っていたジャンルでもすごく共通点があったりする。自分で枠をつくって区切ってしまっているために出会えていない人が世の中にはおそらくたくさんいて、そういう人たちが出会える場所が404 Not Foundだったらいいなと思います。ここに行けば自分の表現を人に伝えられるかもしれない、ここで何かやりたい、という思いで集まってくれる人たちと一緒にこのあそびばをつくっていきたいですし、そう思う人が増えていくことを期待しています。」<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/1a6cae6b810842c3b4c6a8ff1f0e94dd/_5_A4775.jpg" alt="" width="2000" height="1334"><figcaption>入れ替わり立ち替わり人が訪れる“変わったコントローラー”で遊べるmake.control JAPANによるゲームの数々。オープニングイベントでの盛況ぶりから「404 PARK」に常設されている</figcaption></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/6d3e7adac77d425f86a7ca06f5f92c55/_5_A4671.jpg" alt="" width="2000" height="1334"></figure>今後は様々なオリジナルコンテンツのリリースを予定している「404 Not Found」。すでにスタートしているwebコンテンツや動画コンテンツに加え、音声コンテンツの公開が予定されている。施設のコンセプトと同様に、こうしたメディアを活用したコンテンツ企画も遊び心やクリエイティブ精神に溢れ、予定調和に収まることはない。もともと渋谷サクラステージの４F フロアの開発コンセプトとなっていた「ぼくらがまちに出る理由」というテーマを、運営する多彩なメンバーやそこに関わるクリエイターたちが体現し始め、渋谷に新しいカルチャーシーンが根を下ろそうとしている。「コロナ禍で人が街に出なくなり、その間に全てがオンラインで完結できるようになりました。誰かと会うことの意味もちょっと変わったし、わざわざ出かけるための目的が必要になってしまった。そんなタイミングでつくるこの施設がどういう意味を持つかというと、“まちに出る理由”なのではないかと。居心地のいい場所があったり、そこに仲間がいたり、人生のアドバイスをくれる先輩がいたり、自己表現を発信できたりという、リアルな場の情緒的価値のようなものかもしれません。それをここで感じてもらえたら嬉しいですし、ここが誰かにとっての“出かける理由”になれたらいいと思います。404 Not Foundを面白そうだなと思う人、これまでとは違うことにチャレンジしたい企業など、誰でもぜひ一度遊びに来てほしいです。」<a href="https://www.404shibuya.tokyo/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">404 Not Found 公式HP</a><a href="https://www.life-land-shibuya.com/news/dbzmymay6jp" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">関連NEWS：渋谷サクラステージ内「404 Not Found」を拠点に、世界をめざすゲームクリエイターを発掘しサポートする「Game Creator Finding」がスタート</a>

2024年７月に商業エリアがオープンした「Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）」。その4Fに誕生したクリエイター支援施設「404 Not Found」は、“あそび”を起点としたグローバルなクリエイション拠点だ。ゲーム、アート、音楽、フードなど様々なカルチャー領域で活動するインディークリエイターの創作活動を支援し、クリエイター同士の共創を生み出す場となる。企画・運営を担う渋谷あそびば制作委員会監事であり同施設のジェネラルマネージャーを務める織田笑里氏に、施設の全容や今後の展開を聞いた。

404 Not Found

放送局入社後、番組宣伝、IP事業、動画配信事業などの担当を経て、新規事業の企画・実行を担当。アート、XRやサブカルチャー分野にも造詣が深く、現代アート作家、ネットカルチャークリエイターとのパイプを持つ。6月末に放送局を退社し、7月より404 Not Foundのジェネラルマネージャーに就任。

404 Not Found ジェネラルマネージャー／チョコとマシュマロ合同会社代表

織田 笑里

一般社団法人渋谷あそびば制作委員会｜織田 笑里

街に出る理由がここにある。
渋谷の新しい“あそびば”
404 Not Foundに集う人々

渋谷の新たな玄関口として注目を集める「Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）」。その商業エリアで、7月25日に新業態のレストランやショップを含む37店舗がオープンした。これは、まちの魅力向上と新たな渋谷を発信し盛り上げていく取り組み「SHIBUYA まちびらき2024－あたらしい景色をソウゾウしよう－」の一環となるもので、JR渋谷駅新南改札に隣接する立地ならではの刺激的なテナントが目白押しだ。7月8日に開業した「渋谷アクシュ（SHIBUYA AXSH）」と並んで青山方面（青渋）へのアクセスも向上しており、“誰もが巡り歩いて楽しい渋谷”の未来に期待が高まる。今回は、7月18日に行われた記者発表会と内覧会の様子をお届けしたい。

まちびらき＆内覧会｜レポート

渋谷桜丘で新たなライフスタイルが花開く。
「Shibuya Sakura Stage」商業エリアが本格始動

<h2 id="h340db2d941">渋谷の食と文化が交わる新たな拠点「manoma（マノマ）」</h2>株式会社イートクリエーターと東急不動産株式会社がタッグを組み、2023年10月に<a href="https://www.life-land-shibuya.com/article/nsk" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">代官山を拠点として始動した「日本食品総合研究所」</a>。広域渋谷圏から新しい食文化の創造に挑戦することを目的とする日本食品総合研究所は、2024年3月、「Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）」SHIBUYAタワー38階に新施設「<a href="https://www.shibuya-sakura-stage.com/facility/manoma/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">manoma（マノマ）カンファレンスホール＆レストラン</a>」（以下、manoma）をオープンした。manomaは、イベントや飲食を通して広域渋谷圏を舞台にクリエイティブ産業に関わる企業や人が交わり、スタートアップの交流促進の場となることを目指した「起業支援施設」だ。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/195598f38b8c4deeaccb473b3c4b3573/_5_A8539.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/6a59cc9121574f1b8360ab847ae6b2bb/main.jpg" alt="" width="1362" height="766"></figure>manomaは、イベント開催の機能として180インチスクリーンや独自のサウンドシステムを有し、併設するグリルダイニング・ミュージックバーと連携することで、イベントやパーティ、展示会など幅広いシーンに対応する。中でも飲食を通じた多様なコミュニケーションを誘う一角が、グリルダイニング＆ミュージックバーの「STEREO」。モダンで洗練された空間の中でさまざまなカルチャーが交錯し、高層階ならではの高揚感が味わえるオールデイダイニングとなっている。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/0d78eef347da43949819cbc81b0ea5a1/STEREO_reception_79.jpeg" alt="" width="2232" height="1252"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/c2e36c68591543f5b69842ec55710806/STEREO_reception_25.jpeg" alt="" width="2232" height="1252"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/3b730a44a3d7428db06d87ac0111f4d0/STEREO_reception_62.jpeg" alt="" width="2232" height="1252"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/36f991dac7b4481fbb4032b64770efb8/STEREO_reception_9.jpeg" alt="" width="2232" height="1252"><figcaption>渋谷の街を見渡せるパノラマ眺望と空間がシンクロする「STEREO」は東京の“今”の空気感を取り入れた料理を堪能できる約120席のクリエイティブなスペース。フレンドリーなサービスを通じて、友人との食事からパーティ、スタートアップの交流促進まで、渋谷ならではの魅力あるシーンを演出する。（写真提供：manoma）</figcaption></figure>対して、プライベートな空間で上質な時間と料理を堪能できるのが、渋谷における“新時代ガストロノミー”をうたうレストラン、「FUSOU」だ。渋谷の地上の喧騒から抜け出すように38F直通エレベーターで上昇し、扉を開けると現れる静謐な隠れ家のような空間。オープンで臨場感のあるキッチン、モミの木の一枚板を使った8席のカウンターと個室を備えた、シェフズテーブルのレストランだ。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/45e08029f22c4573a9dec1257d1bdc33/_5_A8532.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure>腕を振るうのは、日本食品総合研究所 所属の内田 悟氏。⻁ノ⾨ヒルズの８席限定のアニバーサリーレストラン「unis」のスーシェフをはじめ、リストランテASOや中勢以、BEES Bar by NARISAWAといった都内の有名料理店を渡り歩き、技を磨いてきた実力派の若手シェフである。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/5131f96c144f4a15878700c099771ae6/_5_A8500.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>「FUSOU」シェフ・内田 悟氏。</figcaption></figure>さまざまな学びや気づきを得ながら、着実にキャリアを重ねてきた内田氏にとって、次なるチャレンジが自店の立ち上げであり、「FUSOUを起点に“渋谷ガストロノミー”を発信していきたい」と期待に胸を膨らませる。多様な人が行き交い、トレンドやカルチャーの最先端を行く渋谷という街だからこそ実現したい食体験、FUSOUにかける想いについて語ってもらった。<h2 id="haf34160910">次世代のシェフに求められるのは「ホスピタリティ」</h2> ─ まず、シェフとしての内田さんのバックグラウンドとキャリアについてお聞かせいただけますか？内田 ： 栃木県の調理専⾨学校に通っていたのですが、当時、軽井沢のレストランで住み込みバイトをしていた時にフランス料理の面白さに気づきました。歴史のある体系化されたテクニックを使いながらも、その店ならではのオリジナリティを織り交ぜて突き詰めていく姿勢に感動したんですよね。学校を卒業した後、料理人としてどの店で働きたいか考えた時に、フランス料理の名門である東京・広尾の「レストランひらまつ」に行きたいと考えました。栃木にひらまつの求人は当然ないので、自分で問い合わせをして何とか面接を受けさせてもらい、ご縁をいただき無事入社することができました。ひらまつへ入社してからは、系列である代官山の<a href="https://www.hiramatsurestaurant.jp/aso/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">リストランテASO</a>に配属され、料理人のキャリアをスタートさせました。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/aaf2fb08df0b489298ffaa63856e6f95/_5_B7958.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure> ─ 実際にプロのフレンチの現場でどのような発見がありましたか？内田 ： フレンチの基礎を学んだのはもちろん、料理の表現の幅を広げていく「楽しさ」や「奥深さ」に触れる経験をしました。例えば、お客様の目の前でサイフォンを使ったスープの抽出を行う演出は、今でこそ多くのレストランで見られる光景ですが、当時はまだどこのお店もやっていない斬新な取り組みでした。また、ASOのスペシャリテの一つである「オマール海老のマリネ」。これは、グラスを横にして食材をお皿に盛る“オブジェ”のような見た目をしており、お客様から大変好評を博していました。このように、料理は味だけに留まらない「驚き」と「感動」を与えられることを、ASOで学びました。 ─ 視覚をはじめとした、五感を刺激するような食体験の表現に触れてきたんですね。内田 ： また、熟成肉専門店の東京小石川・<a href="https://koishikawa-nakasei.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">中勢以内店</a>では、牛肉の調理法や素材を活かす技術はもとより、生産者とのつながりを大切にすることの重要性を知りました。一般的に食材は市場から仕入れますが、当時の中勢以は週末にわざわざマルシェを開き、生産者との交流の場を設けてコミュニケーションを大切にしていました。作り手の想いや愛情がこもった食材にテロワール（その土地の特性）を見出し、素材のポテンシャルを引き立てる料理を目指す姿勢は、とても影響を受けましたね。その後は、南青山のバー「<a href="https://www.beesbar-narisawa-jp.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">BEES BAR by NARISAWA</a>」の⽴ち上げに関わったり、モダンフレンチの「<a href="https://www.toranomonhills.com/gourmet_shops/0080.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">unis</a>」でスーシェフを務めたほか、日本食品総合研究所では料理の監修やメニューの開発、ケータリングやポップアップイベントの企画など、さまざまな活動を行ってきました。 ─ 料理人としてのキャリアを歩むと同時に、プロデューサーやクリエイターとして職能を拡張されてるようにも思えます。内田 ： 色々な経験をさせてもらって今思うのは、料理人はサービスマンであるべきということです。特に今の時代、美味しい料理をつくることは当然として、お客さん目線でいかにホスピタリティを追求するかが肝になってきます。シェフ自身がキャラクター性を持ちながら、包括的な食体験を創造していくことが、特に渋谷のような街では求められていくと思っています。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/afbfbad02e804cc9bfca08a07e72f38f/_5_B8208.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure><h2 id="hf4ac89018d">「FUSOU」の名に込めた、日本らしさと自然の循環</h2> ─ manoma内に開業したレストラン「FUSOU」ですが、コンセプトは何でしょう？内田 ： 古代中国の伝説で、太陽が昇る東海の国にあるといわれる神木を「扶桑（ふそう）」と呼んでいました。それが転じて、日本の異称になっていたようです。森から川、そして海へとつながっていく自然の循環が、四季折々の表情を見せ、季節ごとの旬の恵みを育んでいく。そんな島国日本ならではの風土を活かした食体験を提供したいという思いで、この名前をつけました。FUSOUでは、生産者が心を込めて育てた食材の魅力を最大限に引き出し、季節ごとの日本の風情や美的感覚を料理に昇華させていきます。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/cb8c4e97674d45e2a30ff42435385bb0/sub11.png" alt="" width="1348" height="909"><figcaption>FUSOUでは、全国各地の生産地を訪れる中で出会った選りすぐりの食材を使用。内田氏がこれまで培った経験と感覚、フレンチの技法が組み合わさることで繊細で意表をつくひと皿となる。</figcaption></figure> ─ FUSOUでは、どのような食体験が楽しめるのでしょう？内田 ： FUSOU開業に先立ち、馬喰町のレストラン「<a href="https://nol.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">nôl（ノル）</a>」にてポップアップを開催した際には、日本の冬の味覚を感じられる福井と栃木の食材を用いて、特別なコース料理を提供しました。その時に意識したのは「自然の中の循環」です。最初に山の食材から始まり、次に海の食材、メインは渡り鳥をイメージした鴨料理を提供し、最後に山へまた戻っていくというストーリー仕立てのコースを提供しました。このように、FUSOUでもひと皿ごとに連なっていくストーリーを、料理を通して表現していこうと思っています。素材がありのままに持つ色味の鮮やかさ・麗しさを、フレンチの体系的な技法をベースにしながら日本の情景とリンクさせ、お皿を通して物語を体験していただけます。 ─ 入店までの動線を含めた、お店の空間づくりにもこだわりを感じます。内田 ： 空間でこだわったのは、自然の温もりを感じられる「居心地の良さ」と「付かず離れずの距離感」です。カウンターのテーブルには柔らかくて手触りの良いモミの木を採用し、キッチンと席との間は圧迫感のないゆったりとした距離感をとっています。また、壁は竹のフローリング材を使用し、食器は窯元や工芸作家さんから取り寄せた焼き物を揃えるなど、空間全体に有機的な素材を使うことで、和の雰囲気と自然の循環を意識したつくりにしています。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/8fb49f2fea324ac3b77b89e0cab90b1e/fusou_interior.jpg" alt="" width="2500" height="1667"><figcaption>店内は天然石や木材、廃棄竹材などをふんだんに使った自然由来の空間となっている。壁には左官技術から生まれる手づくり感のある表情が、柔らかなライティングによって浮かびあがる。（写真提供：FUSOU）</figcaption></figure><h2 id="h06943419d6">渋谷だからこそ交わる、異文化と“食”の出会い</h2> ─ 内田さんにとって、渋谷の街にお店を開業するのは初めての経験になります。「この街だからこそ」を意識した部分はありますか？内田 ： 渋谷には、クリエイティブ産業を中心とした多様なワーカーが働いていて、同時に音楽やファッション、アートといったカルチャーの交錯点でもある。そのような「時代をつくる」街だからこそ、新しく斬新な食体験をFUSOUでも発信したいですね。FUSOUに来ていただくことで、日本の文化や食材の「旬」を感じてもらえるように、コースの内容も定期的に変えていく予定です。今後は日本酒やノンアルコールカクテルとのペアリングにも、注力していきたいと考えています。FUSOUならではのクリエイションを組み合わせ、季節の移ろいや情景をひと皿に込めた食体験を渋谷から提供していきたいですね。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/ab1ef912072448ca908f5947add67692/_5_B8123.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure> ─ どういう人にこそ、FUSOUを利用してほしいですか？内田 ： カウンター8名席と個室4名席というプライベートに近い空間なので、取引先や起業仲間、ビジネスパートナーはもちろんのこと、大切な友人や家族、恋人と一緒に過ごす「ハレの日」のシーンでも、FUSOUを使ってもらえると嬉しいですね。また、渋谷はインバウンド需要も高いので、日本のお客様だけではなく、訪日外国人の方にもFUSOUに来ていただき、新しい日本の食文化を体験して欲しいです。 ─ 今後さらに拡張するために、求めているコラボレーターはいますか？内田 ： FUSOUはプライベートレストランですが、manomaに併設する「STEREO」は、グリルダイニング＆ミュージックバーとして、普段使いできるアラカルトスタイルの料理や音楽が楽しめる空間になっています。さらに、manomaは起業支援施設としてカンファレンスホールも備えているため、この場所を軸に多様な人と企業の賑わいが生まれることで、FUSOUとの「関わりしろ」を見出せるのではと感じています。個人的には「食×ゲーム」や「食×ファッション」のような、異業種とのコラボに挑戦してみるのも面白いのではと思っています。日本、渋谷のフードシーンを共に盛り上げていけるような企業やプレイヤーと共創していけたら嬉しいですね。<h3 id="ha6c0ea2391">「manoma カンファレンスホール＆レストラン」 概要</h3>住所：東京都渋谷区桜丘町１番１号 Shibuya Sakura Stage SHIBUYAタワー 38階 営業時間：月-土曜日 11:00-23:00・日曜日 11:00-22:00 定休日：不定休 お問い合わせ：03-6416-1815（直通） 公式HP：<a href="https://manoma-stereo.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://manoma-stereo.com/</a>Grill Dining &amp; Music Bar「STEREO（ステレオ）」受付 <a href="https://lit.link/stereosakurastage" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://lit.link/stereosakurastage</a><h3 id="h7ec804f7ad">レストラン「FUSOU」 概要</h3>住所：東京都渋谷区桜丘町１番１号 Shibuya Sakura Stage SHIBUYAタワー 38階「manoma」内 営業時間：18:00ドアオープン・18:30一斉スタート、土曜日のみランチ営業 12:00ドアオープン・12:30一斉スタート 定休日：日・月 支払い方法：現金・クレジットカード お問い合わせ：TEL: 03-6427-8107 / Mail: <a href="mailto:fusou@nsk-office.com">fusou@nsk-office.com </a>公式Instagram：<a href="https://www.instagram.com/fusou_sakuragaoka/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://www.instagram.com/fusou_sakuragaoka/</a>FUSOU 予約受付 下記URLからオンライン予約をご利用いただけます。 <a href="https://www.tablecheck.com/ja/fusou/reserve/landing" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://www.tablecheck.com/ja/fusou/reserve/landing</a>

2024年3月に、「Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）」SHIBUYAタワー38階に開業した起業支援施設「manoma（マノマ）」。その一角を担うシェフズカウンター型のレストラン「FUSOU（フソウ）」が目指す、新たな食文化との“出会い”や記憶に残る“体験”とは？ 同店のシェフを務める新進気鋭の料理人・内田悟さんに話を聞いた。

FUSOU公式Instagram

1990年⽣まれ。調理専⾨学校卒業後、当時ミシュラン2つ星の代官⼭リストランテASOにて経験を積む。熟成肉の名店中勢以内店を経て、2018年よりミシュラン2つ星・Worldʼs 50 Best Restaurants常連NARISAWAにてBEES BAR by NARISAWAの⽴ち上げに関わる。2020年より⻁ノ⾨ヒルズの8席限定のアニバーサリーレストラン「unis」の開業時スーシェフに就任。今春、渋谷に待望の旗艦店「FUSOU」をオープン。​​

FUSOU シェフ

内田 悟

渋谷駅中心地区のラストピースであり「職・住・遊」を兼ね備えた大規模複合施設「Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）」のSHIBUYAタワー38階に開業した起業支援施設。広域渋谷圏を舞台に活躍するクリエイティブ産業に関わる企業や人、スタートアップの交流促進を目指す。渋谷の街の喧騒から38階の高層階へ移動することで得られる静寂と高揚感を表現した光に包まれた空間で人々を迎える。

manoma カンファレンスホール＆レストラン

FUSOU シェフ｜内田 悟

“時代をつくる街”に誕生─ 
FUSOUが渋谷で提案する
新時代のガストロノミー

<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/90ecf8d9e60d46f1b8f6c79f78408125/_5_B2300.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/9e4c6729f9124ac4bd2593fe961f7374/_5_B2290.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>「ハイアット ハウス 東京 渋谷」エントランス</figcaption></figure><h2 id="h0e2ae7b420">「暮らすように泊まる」を実現するハイアット ハウス</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/d6bd7cdad91643c099f644fe8c283500/df0af1ff-08dc-42b9-8cfd-73ff1b1a69a6.jpg" alt="" width="800" height="533"><figcaption>日本ハイアット株式会社 代表取締役 坂村政彦氏</figcaption></figure>ラウンドテーブルのオープニングを務めたのは日本ハイアットの坂村政彦氏。ハイアットの国内ホテルとしては20軒目、東京では7軒目となるハイアット ハウス 東京 渋谷について「世界的に有名なスクランブル交差点にも近く、渋谷駅から歩行者デッキでつながる好立地に開業できたことを嬉しく思う」と渋谷での開業に喜びを述べた。ハイアットが世界で28種、日本では8種展開するホテルブランドの中でも、ハイアット ハウスは「暮らすように泊まる」をコンセプトとした中長期滞在型施設。過不足のない十分な設備とサービス内容をロケーションに応じて提供するブランドとして、国内では金沢に次ぐ2拠点目として渋谷が選ばれた。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/5e4b76386388476fbdc7f1bb3beabd6b/_5_B2170.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>ハイアット ハウス 東京 渋谷 ツインルーム ベッドルーム</figcaption></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/38b30ffcfce04fd3b2f507d77f2bd06b/%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0_%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3.jpg" alt="" width="2000" height="1334"><figcaption>ハイアット ハウス 東京 渋谷 客室 プレミアムツインルーム キッチン</figcaption></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/0f8b5e6c3b7445bf88255c25cebc84ed/Suite.jpg" alt="" width="2000" height="1334"><figcaption>ハイアット ハウス 東京 渋谷 客室 スイートルーム キッチン・リビング</figcaption></figure>ハイアット ハウス 東京 渋谷の客室はスイート18室を含む全126室。「暮らすように泊まる」というコンセプトを体現した明るく開放感のある空間には、全室にキッチン、洗濯乾燥機、オーブンレンジ、バスタブ、冷蔵庫を完備。日々の暮らしに欠かせないものとしてセレクトされた設備が、中長期の滞在における快適な日常生活を約束してくれるのだ。コロナ禍を経て、世界中でリモートワークやデジタルノマドという働き方が急速に広がっている。坂村氏は「スーツケース一つで暮らすように泊まっていただけるハイアット ハウスは、こうした需要に確実に応えることができる。『渋谷の真ん中で暮らしてみたい』という夢を気軽に実現する場所として、ビジネスでもレジャーでも、気軽に利用できる場所として末永くご愛顧いただきたい」と、挨拶を締め括った。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/de34bbfa624e46d4913320b19bd8a47e/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%99%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0_%E3%83%8F%E3%82%99%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2.jpg" alt="" width="2000" height="1334"><figcaption>ハイアット ハウス 東京 渋谷 キングルーム バスルームエリア</figcaption></figure><h2 id="h3e7ba2808a">非日常ではなく「自分らしい暮らし」を送るための場所</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/7d7629eebebe4a93afbe5b750a143275/91247c00-6030-4d3d-a2a8-f9d47b612c39.jpg" alt="" width="800" height="533"><figcaption>ハイアット ハウス 東京 渋谷 総支配人 矢野花恵氏</figcaption></figure>ハイアット ハウス 東京 渋谷 総支配人の矢野花恵氏は、同施設のコンセプトを「渋谷の鼓動を肌で感じる 暮らすような滞在 、我が家のような心地よさを旅先でも」と紹介。一泊から数ヶ月以上に至るまで、思い立った日から暮らすように滞在できる場所であることを強調した。<blockquote>ハイアット ハウス 東京 渋谷 総支配人 ： 矢野花恵氏 コメント 渋谷は仕事やショッピングにくるだけの街ではなく、様々なトレンドやカルチャーの発信地としてたくさんの「顔」を持ちあわせています。ファッショナブルな渋谷、ノスタルジックな渋谷、文化とエンターテイメントの渋谷、グルメな渋谷、音楽の街渋谷、そして世界的にも有名なスクランブル交差点があるなど、それぞれが広域渋谷圏のいたる所に散らばっています。そして渋谷は常に新しいコトを取り入れながら変化し続けている、エキサイティングな街です。渋谷駅前の桜丘に位置するハイアット ハウス 東京 渋谷を拠点に、渋谷で暮らすように滞在して、ゲストそれぞれの「自分の渋谷」を見つけていただければ嬉しいです。</blockquote>ゲストが旅先でも心身の健康を維持し、ストレスなく自分らしい「暮らし」を実現するために、ハイアット ハウス 東京 渋谷には様々な施設が用意されている。自分の食べたいものを自由に作り、思い立った時に洗濯でき、ワークスペースも兼ね備えた客室にもそのコンセプトは存分に表れているが、自分らしい日々を送るための場所は客室だけにとどまらない。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/20bba86bf3064581ad93cd72e52bcc8a/_5_B2222.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>温めるだけで食べられる料理やスナックなどを取り揃える「H Market」</figcaption></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/0909ed20e5424337a26ad395fef5c1d7/_5_B2212.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>待ち合わせ前や仕事の合間にもぴったりな「H Bar」</figcaption></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/05b66de7cecd47eba04bec09da758024/_5_B2285.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>レストラン「MOSS CROSS TOKYO」で提供される、モダンジャパニーズフレンチ料理の一例</figcaption></figure>温めるだけで食べられる料理やスナック、地元に根付いたドリンクなどを取り揃えた「H Market」は24時間利用可能で、生活のさまざまなシーンにフィットする。宿泊者以外も利用できる「H Bar」や、シンプルな朝食ブッフェを始め、ランチとディナータイムにはこだわりのモダンジャパニーズフレンチ料理が楽しめるレストラン「MOSS CROSS TOKYO」でのひとときは、食を通じて滞在時に喜びをもたらしてくれるだろう。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/39ecf50241e84efeaebe8ba305561088/_5_B2260.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>長期滞在にプレミアムなひとときをもたらす約15mの屋内プール、プールサイドにはジェットバスも</figcaption></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/0ad3aa5ea5bd46b29c6ea1322ab92a8f/_5_B2204.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>初心者から上級者にまで対応した24時間利用可能なフィットネスセンター</figcaption></figure>渋谷の街並みを一望できる屋内プールや、最新マシンを取り揃えた24時間利用可能なフィットネスセンターは、フィジカル面から滞在者の生活をサポートしてくれる。旅先でもいつもと変わらぬ生活を送るために、こうした健康維持につながる施設が活躍してくれるだろう。渋谷の真ん中にいることを忘れさせるような緑に包まれ、リフレッシュできるルーフトップガーデンテラスも、心身ともに豊かな生活の一助となってくれるはずだ。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/84d9c360cc784ba6a8d6d4316e377ee0/_5_B2264.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>ルーフトップガーデンテラス</figcaption></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/9bc4731a74d1439b863b42845f87cac6/_5_B2209.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>小規模なミーティングや展示などに利用できるマルチファンクションルーム</figcaption></figure>ハイアット ハウス 東京 渋谷のターゲットは長期滞在目的のビジネスパーソンやインバウンドのファミリー層、リモートワーカーやデジタルノマド、レジャー目的の国内ユーザーなど幅広い。上記で紹介した施設はすべて、多様な年齢層・国籍のゲストに「非日常」ではなく「渋谷で暮らすように泊まる」体験を提供するために設けられたものだ。矢野氏は地域における同施設のあり方について「桜丘は渋谷の中心にありながら落ち着きがあり、街の活気を肌で感じられる場所。モノよりコトの時代にふさわしい、ハイアット ハウス 東京 渋谷だからこそ提案できる『渋谷の暮らし方』という体験を提供し、一緒に渋谷を盛り上げていきたい」と意気込んだ。<h2 id="h3abd9a11b7">広域渋谷圏（Greater SHIBUYA）に繰り出す滞在型拠点</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/2b461d52344348f4a9c89aff1317c59e/_5_A6054.jpg" alt="" width="2500" height="1667"><figcaption>東急不動産株式会社 ウェルネス事業ユニット ホテル・リゾート事業本部（開業当時）執行役員本部長 友井俊介氏</figcaption></figure>東急不動産の友井俊介氏は、東急グループが手がける渋谷の再開発と、ハイアット ハウス 東京 渋谷の関連について解説。「渋谷サクラステージは100年に一度の渋谷再開発において、駅中心地区のラストピースと位置付けられる場所。国際競争力を強化する機能として、起業支援施設や国際医療施設も備えている」と語り、多国籍言語に対応可能なインターナショナルブランドであるハイアット ハウス 東京 渋谷 が、それらに続くグローバルニーズに応える拠点になると説明した。東急グループは渋谷駅から半径2.5km圏内を広域渋谷圏（Greater SHIBUYA）と位置付けてまちづくりを展開。東急不動産では、フォレストゲート代官山や東急プラザ「ハラカド」など、渋谷のカルチャーを承継し、増幅していくための拠点を立ち上げ続けている。ハイアット ハウス 東京 渋谷は、広域渋谷圏における「働く」「遊ぶ」「暮らす」が融合した、渋谷型都市ライフを堪能するための拠点にもなる。滞在しながら他の拠点まで足を伸ばしたり、施設内で渋谷の文化を堪能したりと、一日から長期間にわたる新たな生活を体験するにあたって、高品質なサービスアパートメントはこれ以上なく好相性と言えるだろう。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/4fca0f154a5b4c1481cec9d8f60c3ecd/_5_A6203.jpg" alt="" width="2500" height="1667"></figure>「H Market」では渋谷に拠点を置くワイナリーによるワイン「Scramble cross」も楽しめる。エチケットに描かれたハチ公のイラストや、多様性のあるブドウを配合した味わいなど、渋谷のカルチャーにインスパイアされた製品だ。国際競争力強化の観点において、世界的な知名度を持つハイアットの存在感は大きなものだ。友井氏はハイアットを東急不動産のホテル・リゾート事業の有力なパートナーとして認識し、今後も戦略が合致すれば協業したいと取材陣に答えていた。また、渋谷におけるホテルの数は街の規模に対してまだ少なく、全体の母数が増えることが望ましいとしながらも、ハイアット ハウス 東京 渋谷は駅近のロケーションという強みを持つ、中長期滞在に特化した場所として独自のポジションにあることを強調した。<h2 id="hec56e8883f">暮らすように泊まり、渋谷の街に根差した滞在施設へ</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/298a890ac82c43d18f7c8aeef24ed45a/240219_tokyu_hyatt_117.jpg" alt="" width="3000" height="2000"><figcaption>左から東急不動産・友井氏、ハイアット ハウス 東京 渋谷・矢野氏、日本ハイアット・坂村氏</figcaption></figure>質疑応答で渋谷への印象を問われた日本ハイアットの坂村氏は「渋谷はあらゆるカルチャーや価値観が集約される場所。世界的なビジネスやクリエイティブの拠点となり、他国にはない価値や感性のある都市として滞在需要が伸びることを期待している。また、一泊では味わいきれない広域渋谷圏の魅力をくまなく体感していただくために、宿泊者向けの情報発信にも力を入れていく」と答え、渋谷のワールドワイドな存在感や長期滞在ならではの魅力について期待を述べた。坂村氏によれば、ハイアット ハウス 東京 渋谷での長期滞在は、主に日本に拠点を持つ国際的企業の利用をイメージしているという。プロジェクトベースでの利用を皮切りに、世界的に人気を誇る日本各地の観光地にまで足を運ぶ拠点としても、高いニーズがあると自信を滲ませた。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/48e0a959e4ad4804a31b7a05d187fc27/_5_A6190.jpg" alt="" width="2500" height="1667"><figcaption>「H Market」に並ぶ渋谷区エリア限定ビール「渋生」</figcaption></figure>予約の状況は好調で、現状では海外からの利用者が8割程度を占めるという。矢野氏によれば、国内外から訪れたゲストに渋谷の街を堪能してもらうため、地元の観光協会と連携した活動も始まっている。既に渋谷にゆかりのあるビールやワインを取り揃えているが、今後はハイアット ハウス 東京 渋谷内でのイベントやポップアップも計画しているという。「暮らすように泊まる」を体現した、ハイアット ハウス 東京 渋谷で過ごす時間。それはきっと、渋谷の楽しみをさらに深めるものになるに違いない。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/22873fae30d849b9b38a772999f53a49/_5_B2070.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure><a href="https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-house-tokyo-shibuya/tyoxs?src=agn_oth_corp_sem_mrm_apac_sb_managed_tyoxs_room_jp_google_brand_jpn_rsa_007&amp;gad_source=1&amp;gclid=Cj0KCQjwncWvBhD_ARIsAEb2HW_DxJxBTSZ3XptTxtQpsNQ1FM9WRkuz1LokbRvRvRbiJS8TWKE-qy0aApwREALw_wcB&amp;gclsrc=aw.ds">ハイアット ハウス 東京 渋谷 Official HP</a>

国際的なホテルグループ・ハイアットのホテルブランド「ハイアット ハウス」の東京初進出となる「ハイアット ハウス 東京 渋谷」が2024年2月26日に開業した。同施設は、東京・渋谷の国際競争力強化を大きなテーマの一つに掲げる、2023年11月に竣工した「Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）」内に位置し、渋谷駅と歩行者デッキでつながるロケーションが特徴。スイート18室を含む全126室の客室は、一泊から長期滞在まで様々なゲストに「渋谷で暮らす」滞在体験を提供していく。東京のトレンドを牽引し、多様なビジネス・カルチャーが織り重なる渋谷の街で「暮らすように泊まる」経験は、国内外を問わず多くの来訪者に新鮮な喜びや発見をもたらすだろう。ハイアットと東急不動産の協業によって実現した新たな施設の魅力を、2月19日に行われたメディア向け内覧会の様子からレポートする。

JR・私鉄各線が数多く乗り入れる巨大ターミナル渋谷駅から歩行者デッキでつながるハイアット ハウス 東京 渋谷は、スイート18室を含む126室のアパートメントタイプ。32㎡以上の広々とした快適な客室には、充実したキッチン・洗濯乾燥機・オーブンレンジ・55インチ以上のＴＶ・冷凍冷蔵庫・バスタブを完備し、暮らすように滞在できる。館内にはさらに、インドアプール、24時間ご利用可能なフィットネスジム、会議室、必要な日用品やスナックなどを24時間販売するショップ、緑豊かなルーフトップガーデン、バー、レストランを併設。渋谷の中心で「お客様のもう一つの“ハウス”」を目指す。

ハイアット ハウス 東京 渋谷

ハイアット ハウス 東京 渋谷 レポート

渋谷で暮らすように泊まる─旅先を“我が家”へ、
「ハイアット ハウス 東京 渋谷」開業

2023年11月に竣工した「Shibuya Sakura Stage」に誕生するグローバル・クリエイション拠点「404 NOT FOUND」。まだ未知に包まれた新しい“渋谷の遊び場”の未来について、運用を担う渋谷あそびば制作委員会と、デザインに携わるNEW Creators Clubのメンバーに話を聞いた。

「404 NOT FOUND」Official HP

一般社団法人渋谷あそびば制作委員会は、2023年6月にクリエイティブ領域で活躍中のクリエイターやプロデューサー陣と東急不動産が共同で「渋谷を巨大な“あそびば”と捉え、新たなクリエイティブシーンを生み出す 」ことを目的に設立。当法人に参画する各社が持つ、多種多様なコネクションやネットワークを活かすことで、新たなチャレンジを渋谷で仕掛けたい企業や、それらと共創し実現していくための才能あるクリエイターらを有するコミュニティの運用を行う。また国内外の企業や地方自治体のさらなる発展と、クリエイティブ産業の支援に繋がる、広域渋谷圏でのイベント企画運営を担いながら、渋谷駅周辺の開発に加え「渋谷サクラステージ」の活性化により、桜丘 ～ 代官山 ～恵比寿〜原宿エリア全体の新たな街の魅力を発信・提案する。

渋谷あそびば制作委員会

渋谷あそびば制作委員会／NEW Creators Club

渋谷を塗り消して、次の余白と遊びを。
世代もジャンルも越境する空き地
「404 NOT FOUND」とは？

日本を代表するターミナル駅である渋谷駅に隣接し、これまで分断されていた桜丘地区へのアクセス向上が期待される「<a href="https://www.shibuya-sakura-stage.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）</a>」。オフィスや商業施設に加え、渋谷の中心地区では希少な居住区画のほか、誰もが利用できるパブリックな広場も多数備えた大規模複合施設だ。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/9bbe5ac4069f492d8d6e998d34051196/sub1.png" alt="" width="1556" height="945"></figure><h3 id="h9670c69758">駅と桜丘エリアをつなぐ新拠点</h3><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/2f37b2dde7f24ac787e685be9f8c54f8/_5_A9820.jpg" alt="" width="2500" height="1667"><figcaption> 東急不動産（株）代表取締役社長 星野浩明 氏</figcaption></figure>発表会ではまず、東急不動産代表取締役社長の星野浩明氏から、Shibuya Sakura Stageの竣工に至る経緯が説明された。東急不動産創業の地でもある渋谷は、多様なカルチャーを継承して発展するまちづくりを継続するために、中心地区で100年に一度の再開発が進行している。ビジネスの開発とエンターテイメントの集積によって世界の人が集まる場を目指し、渋谷ヒカリエ（2012年）、渋谷ストリーム（2018年）、渋谷スクランブルスクエア・渋谷フクラス（2019年）と続いてきた開発プロジェクトに次ぐ、渋谷駅中心地区の最後のピースが「Shibuya Sakura Stage」だ。桜丘地区は国道246号とJR線に隣接し、渋谷の谷地形によって駅と近辺を繋ぐネットワークが脆弱だったエリア。開発前には細い路地や小さい敷地が密集し、建物の老朽化も進んでいたという。そこで「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」が立ち上がり、2008年の準備組合設立総会から時を経て、120名の地権者を交えながら事業が進行。かねてよりの悲願であった街の分断を解消すべく、駅と直結する新改札や歩行者デッキ、地下からの移動をスムーズにする縦軸動線「アーバンコア」なども含めた施設として、Shibuya Sakura Stage が立ち上がった。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/366a743c3d314347bd6a0c17da54b05c/sub6.jpg" alt="" width="1425" height="871"><figcaption>駅と施設、街をつなぐ歩行者ネットワーク　</figcaption></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/aac6b399c3ab4dbf83fc6babb553d3dd/sub4.jpg" alt="" width="779" height="519"><figcaption>階段・エスカレーター・エレベーターで各階をつなぐ縦軸動線「アーバンコア」。</figcaption></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/e7c475439fda4635b34310b7eb0801dd/_5_B0418.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>渋谷駅方面から桜丘地区へと続くルート</figcaption></figure>渋谷の街の魅力は「働く、遊ぶ、暮らす」が一体となり、多様な人が訪れることだと語る星野氏。その言葉を象徴するかのように、Shibuya Sakura Stageには渋谷の中心地区では希少な住宅設備となる「ブランズ渋谷桜丘」や、サービスアパートメント「ハイアット ハウス 東京 渋谷」といった住環境が揃う。また、渋谷駅周辺再開発において最大級の賃貸面積（約10万㎡）を誇るオフィスエリアを始め、シェアオフィス「ビジネスエアポート」や食を起点とした起業支援施設「manoma」など、様々な働き方を実現する環境も充実している。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/6d39c2bf4250444899ec77107da99f92/_5_B0386.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>オフィスエリアの一室</figcaption></figure>星野氏によれば、渋谷は若者が集まる流行最先端の地と見られることもあるが、むしろ年齢の幅は広く、ビジネスパーソンにとっても憩いの地となる、ダイバーシティの街だという。感性が刺激されアイデアが湧いてくる場所として、Shibuya Sakura Stageがクリエイティブコンテンツの創造と集積を促進し、渋谷を中心とした賑わいの好循環を加速させていきたいと意気込みを語った。<h3 id="hacf3803331">多様な賑わいを創出する施設や仕掛け</h3><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/c06964cb21784b93bd2c951afb7ba24a/_5_A9863.jpg" alt="" width="2500" height="1667"><figcaption>東急不動産（株）都市事業ユニット 渋谷開発本部 執行役員本部長 黒川泰宏 氏</figcaption></figure>Shibuya Sakura Stageのコンセプトは「渋谷の新たな玄関口の誕生〜巡り歩いて楽しいまちへ〜」。東急不動産の黒川泰宏氏によれば、東急グループが掲げる広域渋谷圏やGreater SHIBUYA 2.0戦略における、「働く」「遊ぶ」「暮らす」が融合した持続性のある街を象徴する場所になるという。桜丘エリアは「趣味を楽しむ」ローカルカルチャーが根付いている場所。その文化を守り次世代に継承しつつ、最先端のトレンドやカルチャーの創出を目指していくためにも、Shibuya Sakura Stageには多数の仕掛けが盛り込まれている。ハードとソフトの両輪で進む、この場所ならではの設備を写真と共に紹介しよう。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/cfa1d2929b254cc6922e24f76459ae87/_5_B0230.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure>渋谷の発信力を引き立たせる場所の一つが、駅直結のイベントスペース「BLOOM GATE」。圧倒的なトラフィックを生かし、リアルとデジタルを掛け合わせた新たな体験を提供する、次世代型イベントスペースとして国際都市渋谷におけるランドマーク化を目指す。モビリティの展示やダンスパフォーマンス、併設されたキッチンを活用した食品の展示など、幅広い利用法が想定されている。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/40399249e3494aabb1881892581403c2/_5_B0192.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/19e76b02d36c4f91a3f2ff59a128eb98/_5_B0330.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/367d868b737c4f3f9eb6a946630e19e2/_5_B0422.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure>Shibuya Sakura Stageの各所には、大型のLEDビジョンが配備されている。それぞれ「ピラービジョン」「ストリートビジョン」「レールビジョン」「コリドービジョン」と名付けられ、五感に訴えかける発信力の高さが特徴だ。駅前から望むキネティック・ファサード（動く外観）では、Shibuya Sakura Stageを象徴する満開の花びらが織りなす美しさも表現するという。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/73de8833963c4ee6a49840c5279537dd/_5_B0296.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>「にぎわいSTAGE」に誕生した渋谷の新しいランドマーク「しぶS」。</figcaption></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/1eb4d82efaa5495d8feeebe2814edada/_5_B0287.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure>こちらは賑わい溢れるまちの中心となることを目指した「にぎわいSTAGE」。キッチンカーの出店や各種イベントのほか、夜の時間帯には365日異なる空間演出のライトアップが行われる。960個の照明がミストや音楽と連携し、四季の移ろいを感じさせる光と音のハーモニーを演出するという。人々の賑わいと安らぎに最先端のデジタルテクノロジーが融合した、まさにShibuya Sakura Stageを象徴するような場所になるだろう。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/9701af3e74ee4f2c95734c2c8692babf/_5_B0320.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure>緑豊かなこちらは「はぐくみSTAGE」。桜の木が植えられた公開空地として、24時間開放される場所だ。子育て支援施設「CAPITAL TOKYO INTERNATIONAL SCHOOL」が食育のために利用する農園も併設されている。また、Shibuya Sakura StageではNTTグループによる次世代通信サービス「IOWN」が導入され、高品質・大容量・低遅延という機能面の向上のみならず、省エネルギー化も果たされる。東急不動産ホールディングスがスローガン「WE ARE GREEN」で掲げるように、緑あふれる広場や省エネルギーの導入などグリーンを起点に様々なアプローチで実施され、環境先進都市渋谷をここShibuya Sakura Stageにおいて実現しようとしているのだ。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/016c899c74de4bc7acb171f508890ca6/_5_B0353.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/71eebd528bbb45b987d099b4cbfdd84f/_5_B0356.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure>次世代クリエイターの支援として力を入れているのが、インディーゲームクリエイターの聖地づくりだ。性差や年齢を問わず楽しめるゲームに着目し、海外進出や交流の基点となる施設「404 NOT FOUND」を立ち上げた。WORK（働く）、STUDY（学ぶ）、EAT（食べる）、STUDIO（伝える）という4つの要素をPLAY（遊ぶ）と結びつけ、様々なコラボレーションによって最先端のトレンドやカルチャーを生み出そうとしている。Shibuya Sakura Stageではゲームに限らず、次世代のアーティストやクリエイター、スタートアップの支援も行っていく。多様なアセットや渋谷の各拠点と連携したイベントの実施、MIT（マサチューセッツ工科大学）の教授や関連スタートアップなどのエコシステムとグローバル基準でつながる産学連携やディープテック・スタートアップ支援拠点の開設。各種パートナーとの共創によるイベントの開催など、賑わいの創出に資する取り組みを継続的に行い、「創造・発信・集積」の好循環をShibuya Sakura Stageから生み出していこうとしているのだ。<h3 id="h29086a046e">体験が全ての前提となる新たなランドマーク</h3><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/e9885d9a7f9a43068a0be5831132b641/_5_B0374.jpg" alt="" width="2500" height="1668"><figcaption>オフィスエリアからの渋谷駅方面への展望</figcaption></figure>黒川氏によれば、働きながらも賑わいを感じられるオフィスは既に95%が契約済みで、ITとエンターテイメント業界が8割を占めるという。また、商業施設エリアは体験型テナントが４割を占めるのも大きな特徴。イベントスペースやサイネージと連携した、リアルとデジタルが溶け合うコンテンツやブランド体験が可能になるという。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/6d8b2ab17001445792806420cf5d68e4/_5_B0158.jpg" alt="" width="2500" height="1668"></figure>質疑応答でこれまでの施設との差分を問われた黒川氏は、モノを買う楽しみと、その場に行って体験する楽しみを両立させることの重要性を答え、桜丘エリアのローカルカルチャーを汲む雰囲気を感じられる場所にしたいと想いを伝えた。単純にモノを売り買いするだけではない、新たな商業施設としての体験が期待できそうだ。Shibuya Sakura Stageには桜丘の地名に基づく「Sakura」と、人が集まりその場で楽しむ舞台としての「Stage」が冠されている。渋谷中心に生まれる新たな拠点として、街全体の賑わいを創出する要になることが予感される発表会だった。 <a href="https://www.shibuya-sakura-stage.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ） Official HP</a>

東急不動産が参加組合員として参画し、渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合が推進する「Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）」が11月30日に竣工した。様々な個性が集う渋谷に生まれた新たな拠点は、どのような経緯で構想され、どのような使われ方をしていくのだろうか。2023年11月23日に行われた竣工記者発表会の様子をお届けする。


Shibuya Sakura Stage 内覧会レポート

100年に一度の渋谷再開発、
駅中心地区のラストピース
「Shibuya Sakura Stage」レポート

東急不動産株式会社と、株式会社Skeleton Crew Studioは、<a href="https://www.shibuya-sakura-stage.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Shibuya Sakura Stage</a>（以下「渋谷サクラステージ」）で展開するクリエイター拠点「<a href="https://www.404shibuya.tokyo/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">404 Not Found</a>」を舞台に、世界に向けたゲームコンテンツの発信の場をめざし、インディゲームクリエイターと作品を応援する新たなプロジェクト「Game Creator Finding」（以下「本プロジェクト」）を開始。2024年7月25日の404 Not Found開設に合わせて、支援クリエイターの選定や実施を進め、2作品について支援を決定した。 <figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/47820d9a8e004af2b5d45ab9bd8d80dd/main.png" alt="" width="2270" height="1095"></figure>本プロジェクトでは、作品制作の資金サポートや、ゲーム内容のブラッシュアップ、制作チーム内でカバーできないリソースの提供、また作業環境やPR機会の提供など、幅広くサポート。また、404 Not Foundでは、作品の紹介、体験会の実施、技術交流の機会なども創出し、支援する作品だけでなく、様々な作品やクリエイターが一緒にタイトルを磨き上げる機会も参加者同士で企画し実現する場所をめざす。本プロジェクトでは、404 Not Foundを東急不動産と共に運営する一般社団法人渋谷あそびば制作委員会の代表理事で、日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit」の主催者でもあるSkeleton Crew Studio代表の村上雅彦を中心に、ゲームプロデュースやクリエイティブのアドバイザーが集い、日本や世界で広く活躍し、さらに活動の幅を広げたいクリエイターを発掘・支援することで、クリエイティブを共に研ぎ澄ましていくことをめざしている。さらに、本プロジェクトを、渋谷サクラステージを起点に、広域渋谷圏に展開し、東急不動産が全面的にバックアップすることで、制作及び活動拠点、制作費についてはもちろん、作品ローンチにおけるPRも含めサポートし、またクリエイター同士のコミュニケーションが図る場の提供など、サポートするクリエイターの状況に合わせてクリエイティブに集中できる環境を提供する支援プログラムに取り組んでいく。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/83c2cb3db8cd4e8c8c971b998e35dbaa/sub2.jpg" alt="" width="700" height="488"><figcaption>クリエイター拠点 「404 Not Found（渋谷サクラステージ内）」</figcaption></figure>本プロジェクトは制作支援を中心としながら、インディゲームクリエイターのコミュニティも広くサポートしていく予定だ。Game Creator Incubation（GCI）構想として、作品の目標地点を 「世界に出す」 ではなく 「世界で注目される」 へとより高く設置すべく、切磋琢磨できる、単なるコミュニティスペースにとどまらない、人材・技術含めた様々なノウハウを提供する拠点を、404 Not Foundを中心に展開するよう準備を進めてる。<a href="https://www.tokyu-land.co.jp/news/uploads/74ba66fa2e1e8f24ef426fbabbf24669ed8dd899.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">東急不動産 公式プレスリリース</a>

渋谷サクラステージ内「404 Not Found」を拠点に、世界をめざすゲームクリエイターを発掘しサポートする「Game Creator Finding」がスタート

東急不動産株式会社と東急不動産ホールディングス株式会社 100%出資するTFHD digital 株式会社（以下「TFHD digital」）は、東急不動産が運営する渋谷エリアの複合施設「Shibuya Sakura Stage」や東急プラザ原宿「ハラカド」等において「Machi-wai」(マチワイ)を導入した。「Machi-wai」は、地域体験をアップデートするエリアマネジメントツール。デジタルスタンプラリーやデジタルルーレットなどの回遊促進機能により、まちに訪れた方とのデジタル接点構築と回遊促進を行うという。また、得られたデータを可視化・分析・利活用することで、データドリブンなまちづくりを支援すると共に、本サービスによってリアルな施設の来訪者とのデジタル接点構築と回遊促進を実現する。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/0e302db6901848fcb7e548c7d96eb519/news_240813_sub1.jpg" alt="" width="1377" height="531"></figure><h3 id="h0d3e487af1">サービスの特長</h3>1.   WEBアプリとNFCタグでリアル×デジタル施策を短期間かつ低コストで実装 2.   データ分析により、訪問者の回遊を効果的に促進 3.   LINE連携により、イベント参加者と長期的な関係を構築<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/d00a8ad6f5ef4dbab737d65597b9aed6/news_240813_sub2.png" alt="" width="3000" height="1790"></figure><h3 id="he4dd9360d2">活用事例</h3>(1) Shibuya Sakura StageでのLINE友達獲得 渋谷の新たな玄関口として2024年7月に37テナントが一斉オープンしたShibuya Sakura Stageにて、継続的なデジタル接点獲得の為にMachi-waiを活用。具体的にはLINEお友達増加を目的としたお友達登録用のプレート設置及び館内を周遊するスタンプラリー施策を実施し、LINEでのデジタル接点構築と回遊促進を実現する。なお、ここで獲得したデジタル接点及び来場者の年代・興味関心などの属性情報を用いて、来場者の分析や再来を促す施策検討・メッセージ配信などに活用しファンのエンゲージメントを高める。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/87d054260894434ca18352ad1415249b/news_240813_sub3.png" alt="" width="2276" height="713"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/5216dfa8e527468ea8343b64e079c302/news_240813_sub6_margin_02.jpg" alt="" width="1096" height="839"></figure>(2) 東急プラザ原宿「ハラカド」×東急プラザ表参道「オモカド」での電子ギフト配布施策 世界に向けた文化創造・発信拠点の核となる商業施設「ハラカド」の開業施策として、LINEのお友達登録をした方に対して電子ギフトを配布する施策を実施。店舗だけでなくSNSなども活用し、1,400人以上のLINEお友達を獲得した。また、配布した電子ギフトの50%以上が利用され、再来訪促進に繋がる施策となった。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/58fd9b2ece384965a8371aea593903b6/news_240813_sub4.jpg" alt="" width="1176" height="784"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/531f70cf482448febedb72141fdc2cbf/news_240813_sub7.png" alt="" width="1457" height="1133"></figure>詳細はサービスサイト（<a href="https://machi-wai.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Machi-waiサービスサイト</a>）をご覧ください。 <blockquote>TFHD digital 株式会社について 所在地：東京都渋谷区道玄坂一丁目２１番１号 渋谷ソラスタ 設立：2022 年 2 月 28 日 会社 HP：<a href="https://tfhd-digital.co.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://tfhd-digital.co.jp/</a></blockquote><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/94eec8996c5f4f2192c41938b39608aa/news_240813_sub5.jpg" alt="" width="1414" height="739"></figure><a href="https://www.tokyu-land.co.jp/news/2024/001256.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">東急不動産公式プレスリリース</a>

まちづくりDXサービス「Machi-wai」、Shibuya Sakura Stageなど東急不動産の運営施設で導入、にぎわいを創出

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社と、東急不動産株式会社は、渋谷を中心とした広域渋谷圏においてカルチャーの力でにぎわいをつくることをめざす「まちづくり協定」を2023年5月に締結した。その「まちづくり協定」に基づき、7月25日（木）に、「Shibuya Sakura Stage（以下「渋⾕サクラステージ」）」の東急不動産が所有する商業エリアにCCCが手掛ける、渋谷エリア最大級の書店である「TSUTAYA BOOKSTORE」、渋谷で4店舗目となる「SHARE LOUNGE」、CCC アートラボが展開する「re-search」、CCCマーケティング総合研究所（以下、CCCマーケティング総研）が企画に携わり食をベースとした地域応援・生産者支援を⾏うお土産屋「CHEEAT TOKYO（チート トウキョウ）」がオープン。東急不動産とCCCが持つ様々なリソースと経験を最大限に活かし、今まで以上に渋谷エリアににぎわいを生み出す場を創出していく。これまで両社は「まちづくり協定」の第一弾として、2023年6月から約１年間、4回にわたり渋谷サクラステージ近辺の施設において<a href="https://www.life-land-shibuya.com/article/mightbeclassics" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">CCCアートラボによる「Might Be Classics」</a>と題したアートプロジェクトを展開してきた。このプロジェクトは、日本においてまだ馴染みが薄く発表の場も限られているアートにも焦点を当てることにより、アーティストひとりひとりが“主役“として躍動する”場“を創り、最先端の感受性を持ち発信力のある若者が集う渋谷の街でアーティストとアートファンの「共創の輪」を広げることを目的としている。次世代のアーティストに発表の場を提供、支援し、異なるジャンルのアーティストが”場“を通してつながる機会を創出したいという想いでスタートした。新たな取り組みとして渋谷サクラステージに、CCCが有する様々な知的資本を組み合わせ、渋谷最大級の書店や、渋谷エリアで4店舗目の「SHARE LOUNGE」、アートコミュニティスペース、食をベースとした地域応援の場などを展開する。<h3 id="h58becd74a1">カルチャーの力でにぎわいを生み出す「まちづくり協定」</h3>東急不動産とCCCは、広域渋谷圏おいて、包括的な相互協力関係を構築し、両社の施設やコンテンツといった様々なリソースを活用した、カルチャーを軸としたイベントの開催および次世代アーティスト支援を行う、「カルチャーを育むにぎわいのまち」をめざして「まちづくり協定」を締結。渋谷サクラステージでは、従来の賃貸借の関係を超えた新しいかたちの「テナント共創」に取り組み、渋谷サクラステージ至近のイベントスペース「Shibuya Art Collection Store」でのイベント開催に取り組んだほか、広域渋谷圏においても各地でのイベント開催などを通じて、まちのにぎわい創出・コミュニティ形成・エリアブランィングの推進を目的として活動している。<h3 id="hab3ab8fd10">にぎわい創出を目的とした「渋谷サクラステージ」への出店について</h3><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/ce8f02c5f7074b31956667e6d0272671/sub3.png" alt="" width="896" height="687"></figure>1：渋谷エリア最大級の書店「TSUTAYA BOOKSTORE」、渋谷で4店舗目の「SHARE LOUNGE」「SHIBUYA の今とこれからを過ごす全ての人々の生き⽅が広がる場」をコンセプトに、渋谷エリア最大級の約16万冊の在庫を備える書店として「TSUTAYA BOOKSTORE」がオープン。渋谷エリアを利用するワーカーに向け「ビジネス」ジャンルの書籍を多く取り揃える。また、朝8時から夜11時まで営業している併設の「SHARE LOUNGE」では、仕事で利用しやすいようWi-Fiや電源を完備した1名用の席や個室、会議室を備えている。渋谷駅直結というアクセスのよい場所にあり、ドロップインで使えるので、急な打ち合わせなどにも利用可能だ。さらに、「TSUTAYA BOOKSTORE」内では、「アート」ジャンルの書籍も多く取り揃えるだけでなく、隣接のアートコミュニティスペース「re-search」と連携し、関連するアーティストのzineやグッズなどの商品を展開する。<blockquote>場所：渋谷サクラステージ4階 営業時間：8:00～23:00</blockquote>2：アートの力で渋谷を盛り上げる「re-search」CCC アートラボが手がける、アートコミュニティスペース。次世代アーティストを応援する企画やイベントを通じて、渋⾕をアートの力で盛り上げていく。【開業時の展開について】 ■期間：～8月25日（日） ■作家：松下徹＆新美太基 ■作家プロフィール<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/fb83941c62c34256b026d5c266a97a1e/sub2.jpg" alt="" width="2169" height="921"></figure> ・松下徹 1984年神奈川県生まれ。2010年東京藝術大学先端芸術表現科修士課程を修了。化学実験や工業生産の技術によって絵画作品を制作。高電圧の電流によるドローイング、塗料の科学変化を用いたペインティングなど、システムが生み出す図柄を観測・操作・編集するプロセスにより絵画作品を制作。近年はパターンや記号など、一定のルールによって生成される幾何学的形態をハンドペイントで描く作品シリーズに取り組んでいる。ストリートカルチャーに関する企画を行うアートチームSIDE COREのディレクターの1人でもあり、国内のストリートカルチャーに関するリサーチ／執筆をおこなっている。近年の個展に、「Long Circuit」（HARUKAITO by island、東京、2020）、「CUTTER」（SNOW Contemporary、東京、2019）など。・新美太基 楽曲制作と共に、音楽プレーヤーや楽器などを自主制作した音響インスタレーション作品を制作。またプログラミングや装置の製作などを通し、様々なアーティストやミュージシャンの音響や展示制作をサポートすることを活動とし、近年では∈Y∋（BOREDOMS）の新プロジェクトFINALBY( )のメンバーとして、フジロックフェスティバル‘21に参加。またSIDE COREのプロジェクトにおいて「Reborn-Art Festival」（2022）に参加している。<blockquote>場所：渋谷サクラステージ4階 営業時間：8:00～23:00</blockquote>3：渋谷から食を通じて地域や生産者を応援する「CHEEAT TOKYO」<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/9730449ff5fb4be0a7ea26f9ad8dda37/sub1.jpg" alt="" width="800" height="600"></figure>全国各地にある美味しいものや伝統技術、生産者や職人の想いを体験できる「食品とアパレル雑貨のお店」。東京ではここでしか買えない地域のレアな商品やSDGsグッズなどを取り揃えている。データ×クリエイティブ×コンサルティングのチカラで地方課題をさまざまな方と共に解決していくことをめざすCCCマーケティング総研による企画プロデュース、代官山青果店を運営するイロエンターテインメイントの店舗運営により、生活者ニーズを踏まえ渋谷から全国各地の想いを発信することで、都市と地域をつなぐカルチャースポットをめざす。【開業時の展開について】 オープニングイベントとして、都市循環型の屋上ファームを拠点に農福（のうふく）連携やパラアートに取り組む「AGRIKO」の農福連携コーナー、餃子超人「オガサワラガク」と納豆アパレルブランド「ネバネバビーン」による旬な商品展開、お手伝いと旅を掛け合わせた人材マッチングサイト「おてつたび」と生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」のコラボレーション企画“日本全国の生産者と渋谷をつなぐガチャ”を展開。その他、先着購入特典として”オリジナルトートバッグプレゼント”や、取扱商品を厳選して詰め合わせした”ラッキーバッグ”を限定販売予定。<blockquote>場所：渋谷サクラステージ2階 営業時間：10:00～21:00</blockquote> CCCと東急不動産は、引き続き、本協定を通じ、広域渋谷圏において両社のリソースを活用し、本、空間、アート、食など、様々なカルチャーをテーマに、イベントの開催および次世代で活躍する人々の支援を行い、渋谷エリアで「カルチャーを育むにぎわいのまち」を創出していく。■各店舗の詳細情報については、<a href="https://www.shibuya-sakura-stage.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">渋谷サクラステージ公式HP</a>をご覧ください。<a href="https://www.tokyu-land.co.jp/news/2024/001248.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">東急不動産公式プレスリリース</a>

渋谷エリアでカルチャーを通じたにぎわい創出をめざすCCCと東急不動産が締結した「まちづくり協定」に基づき7月25日「渋谷サクラステージ」に4店舗出店

東急不動産株式会社は、Shibuya Sakura Stage（以下「渋谷サクラステージ」）SHIBUYAタワー７階において、起業支援施設として会員制シェアオフィス「ビジネスエアポート 渋谷サクラステージ」を、国際医療施設としてウェルビーイングを支える「SHIBUYAウェルセンター」を2024年7月25日に開業する。ビジネスエアポート 渋谷サクラステージは、「Be in Shape-健康的でいる」を空間コンセプトとし、健康に配慮した家具の選定など、ワーカーに優しい空間を提供。SHIBUYAウェルセンターでは、外国人対応も可能なクリニック「to clinic shibuya」や、ウェルビーイングをテーマとしたワーカーズラウンジ「タワーのアワー」を展開し、企業や大学機関と協業したイベントなどを通して、ワーカーが心や体に向き合う機会を提供していく。<h3 id="hd713e76f7b"> 起業支援施設「ビジネスエアポート 渋谷サクラステージ」</h3>東急不動産が展開する会員制シェアオフィスであるビジネスエアポートは、利用者のビジネスをサポートするコンシェルジュサービスを全店に備え、エリアに合わせ店舗ごとに異なる内装の上質なワークスペースを提供。本施設は、広域渋谷圏内で６拠点目のビジネスエアポートであり、働く環境に合わせた、快適で居心地のよい空間を提供する。また、渋谷サクラステージに入居するスタートアップ企業等と大学機関（慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科、学校法人電子学園ｉＵ情報経営イノベーション専門職大学）との産学交流・連携の取り組みを実施し、先端技術や知識と、渋谷発のクリエイティブやコンテンツとを結びつけていく。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/963f8536424f4c7f8c42b89aae0c2ff6/sub5.png" alt="" width="2132" height="806"></figure><h3 id="hbfb676a693">国際医療施設「SHIBUYAウェルセンター」</h3>クリニックとワーカーズラウンジで構成される「SHIBUYAウェルセンター」は、渋谷のワーカーを中心に、高度な予防医療や、身近なテーマに基づく心や体に向き合う機会を提供。また、国立大学法人東京大学医科学研究所との連携により、最新医療に関する講演会等の開催を通して、先端医療・健康分野の情報発信の場としても機能する。（１）医療法人aube「to clinic shibuya」 「日本のビジネスパーソンを元気に」のコンセプトのもと、心身の健康を支える多様な医療サービスを提供。社会において中心的な役割で活躍する一方、身体的・精神的な負担や加齢を感じやすい世代である30代～50代のミドル層を中心に、内科・泌尿器科などの保険診療のみならず、アンチエイジングに特化した診療やメンズヘルス外来（男性更年期）、見た目のアンチエイジングとしての美容皮膚科診療を行い、日々継続して最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートする。（２）企業と創るウェルビーイングなワーカーズラウンジ「タワーのアワー」 平日10時～20時の間、誰でも利用が可能な無料のワーカーズラウンジ「タワーのアワー」がSHIBUYAウェルセンター内にオープン。株式会社STORY&amp;Co.が運営を行う。ヘルスケア、ウェルビーングの文脈で繋がる様々な企業が、協賛企業として、身体の状態を測る測定器、心身の状態を整えるアロマアイテム、美容や疲労を軽減するデバイスなどの商品について、提供や展示、体験イベントなどにより、利用者に心や身体に向き合う機会の提供を実施。ラウンジの利用に加え、18時以降は、利用者ひとりひとりの「わたしらしい時間に出会える場所」をコンセプトとして、協賛企業などによるウェルネス関連イベントを開催する。また、利用者自らがウェルビーイングに関連するイベントを企画することも可能。様々なコンテンツでウェルネスサポートはもちろん、コミュニティ醸成を図る。※一部会員制エリアあり。無料エリアは、居住・勤務エリアを問わず利用可能タワーのアワー 公式HP：<a href="https://www.towernohour.andstory.co/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://www.towernohour.andstory.co/</a><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/3c7389f98b984d7ca4dcbbd6b5a09bb0/____22.jpg" alt="" width="1111" height="458"><figcaption>協賛企業ロゴ一覧</figcaption></figure><h3 id="h35093f1d07">東急不動産が提案する「GREEN WORK STYLE」</h3>健康経営、従業員の健康管理・メンタルヘルスへの対応など、企業が抱える課題は多岐にわたる。東急不動産は、展開するオフィスビルに入居いただく企業の価値向上や、そこで働くワーカーのウェルビーイング向上のため「GREEN WORK STYLE」 として、ワークプレイス、環境、健康経営、ライフスタイルなど様々な切り口で新しい働き方を提案している。渋谷サクラステージで働くワーカーはもちろん、渋谷やその近辺で勤務するワーカー、来街者に対して、医療施設やワーカーズラウンジを展開することで、忙しい日常の中でも気軽に心身の健康を支える環境やウェルビーイングイベントなどの機会を提供する。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/2a2768a1f9894cd883ba34d830e105a8/sub11.png" alt="" width="733" height="63"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/b46945a8432d4f2c8d297e753c4fe0cc/sub3.png" alt="" width="1640" height="880"><figcaption>「Shibuya Sakura Stage」施設概要</figcaption></figure><a href="https://www.tokyu-land.co.jp/news/2024/001239.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">東急不動産公式プレスリリース</a>

東急不動産が提案するワーカーのウェルビーイングを支えるフロアが渋谷サクラステージ7階に誕生

東急不動産株式会社は、「Shibuya Sakura Stage（以下、渋谷サクラステージ）」の商業エリアにおいて、2024年7月25日にショップ及びレストランの37テナントが新たにオープンすることを発表した。新しく移転するJR渋谷駅の新南改札に隣接する立地から、居住者やオフィスワーカーの利便性につながるストアのほか、趣味を楽しむ桜丘エリアに根付くカルチャーを守り次世代に継承するテナント、また、最先端のトレンドやカルチャーを創出・発信するテナントが揃う。<h3 id="h0e23cec200">4階「サクヨン」　カルチャー（趣味／音楽／アート他）とフードが交わり、新たな繋がりが生まれる場</h3>渋谷サクラステージ SHIBUYAサイド４階を「サクヨン」として、カルチャーとフードが交わることで新たな繋がりが生まれる場を目指す。渋谷エリア最大級の書店「TSUTAYA BOOKSTORE」や渋谷で4店舗目となるシェアオフィスの機能性とラウンジの居心地のよさを併せ持つ「SHARE LOUNGE」、渋谷の“にぎわうまちづくり”をめざすカルチュア・コンビニエンス・クラブの新しいアートコミュニティスペースである「re-search」がアート体験とカルチャーの醸成を通じて新たなにぎわいを提供する。桜丘の新たな“商店街”を表現したフードホール「FOOD MET（フードメット）」は３つのエリア、全17店で構成。１つ目のエリアは、「FOOD MET」で最大面積を占める「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」。8つの店舗を1つのレストランとして捉え、桜丘エリアに根付く食を通じて、新たな繋がりが生まれる場として企画した。「ビールづくりは街づくり」をコンセプトに、東急不動産とタッグを組んだ「SHIBUYA BREWERY」が開業。本施設内で醸造するポップでユニークな渋谷ならではの地ビールづくりを目指していく。店舗には、表参道のミシュラン一つ星「LATURE」の室田シェフがピザに挑戦する新業態や、学芸大学・自由が丘の人気店「スタンドバインミー」が展開する国産生米麺フォーとスパイスカレーの新ブランド「Stand Phở You」、サクサクジューシーな唐揚げと日本スタイルなお酒が楽しめるビストロスタイルのお店「プレフリトーキョー」などが出店する。２つ目のエリアは、新しい食の可能性を模索するラボ要素を取り入れたPOP UPレストランが出店する「404 Kitchen」。「チャレンジ」をテーマに、これまで店舗を持っていなかった個人やスタートアップ店舗を応援するエリアだ。本エリアでは、元スクウェア・エニックスのゲームプロデューサーでありながら、食べ歩き書籍の執筆や、人気フードブログ「メシクエLV34」を主宰するフードプロデューサー 成沢理恵氏がキュレーションした日本全国からの出店企画や、常設店舗をもたないここでしか味わえないシェフの逸品など、専門店のPOP UPなどを展開する。また、１年限定のPOP UP店舗として、渋谷・広尾のミシュラン一つ星「熟成鮨 万」の白山大将が実現したかった、1品から頼めるアラカルトの鮨屋が出店。若手職人のチャレンジを応援していく。３つ目のエリアは「渋谷 By STREET」と題して、路面店のような個性豊かな店舗が並び、パブリックな賑わいをつくるエリア。和食シェフの手さばきを眺めながらライブ感で魅せる大人の酒場や、ソウルミュージックの流れるカジュアル寿司、ライブキッチン型鉄板ステーキ専門店、自家製トルティーヤが名物のメキシカン等、6つの飲食店が軒を連ねる。ひとつひとつが専門店でありながら、いつでも、ひとりでも、だれとでも楽しめる「シン食堂街」が誕生する。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/7a40e26b48214df296a23657328717f9/sub9.png" alt="" width="1061" height="688"></figure><h4 id="h2c1038e3ea">FOOD MET（フードメット）</h4>桜丘は、地元民をはじめ、ビジネスパーソンや若者など、多種多様な人たちが集まる「カオス」な場所。そのような「カオス」な場所に、多様な「美味しい」を体験できる場所でありたいという想いから、桜丘の新たな“商店街”を表現したフードホール「FOOD MET」が誕生する。「FOOD MET」は、３つのエリア、全17店で展開。また、「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」ではモバイルオーダーを導入し、全8店舗のお食事をテイクアウトオーダーすることが可能。ディナータイム時には席からのモバイルオーダーでホール内全店舗のお食事を楽しむことができる。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/57ef96934737462289c375422f1e1f27/sub7.jpg" alt="" width="3530" height="1112"></figure>＜SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL：クラフトビールとクイックミールを楽しむエリア＞<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/5eafbb08a76743168b3917bc3ae0a4ef/sub10.png" alt="" width="1321" height="696"></figure>＜ 404 Kitchen ：期間限定のポップアップレストランが出店するエリア＞<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/cced389a463f4daa935b200fa648861c/sub11.png" alt="" width="1335" height="643"></figure>＜ 渋谷 By STREET ：リラックスしながら食事とお酒を楽しむエリア＞<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/5686fb1b570c4692831f29b032787204/sub12.png" alt="" width="1335" height="681"></figure><h3 id="hf715f9198c">3階　日本のコンテンツ／ポップカルチャーをリアルとデジタルの両面から世界に発信するフロア</h3>「no more rules.」をブランドスローガンに時代やトレンドに縛られないメイクを提案するカネボウ化粧品のグローバルメイクアップブランド「KATE」の初のグローバル旗艦店や、日本のカワイイ文化を世界に発信するサンリオの旬を提案するPOP UP型ショップに加え、イベントスペース「BLOOM GATE」と「にぎわいSTAGE」の特徴的なデジタル演出及びAR等の最新のデジタル技術を体験するスペースで構成された、日本の優れたコンテンツ/ポップカルチャーをリアルとデジタルの両面から世界に発信するフロア。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/5bd0583897e04993b9314bf2277caaca/sub1.jpg" alt="" width="3200" height="2000"></figure><h3 id="h7e70db35d5">2階　「食」のにぎわいと「食」を通じた新たな体験の出会いを創造するフロア</h3>渋谷で働く・遊ぶ・暮らす人々の利便性を向上させる店舗を中心に構成されます。カルディコーヒーファームを展開するキャメル珈琲が手掛ける新業態のほか、東急不動産と「まちづくり協定」を締結するカルチュア・コンビニエンス・クラブが企画に携わる、食をベースとした地域応援・生産者支援を行う「CHEEAT TOKYO（チート　トウキョウ）」が初出店し、渋谷を代表する「食」のにぎわいと「食」を通じた新たな体験の出会いを創造する。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/421a9f1af6424e819ec9a14b3b7ffa80/sub2.jpg" alt="" width="800" height="600"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/2af047ee7d8149258d040b8a81974bd3/sub13.png" alt="" width="1347" height="372"></figure><h3 id="h448a77098e">B2階〜1階、5階</h3><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/2f5bbfeb0eb5480fbae04d50869dc5b0/sub14.png" alt="" width="1324" height="608"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/91027f01fdcd4095936901382b58ef81/sub15.png" alt="" width="1340" height="375"></figure>■ オープニングイベント７月25日以降、オープニングイベントとして施設の各所でイベントが行われる。●SHIBUYA BEER FESTIVAL<blockquote>国内外のビールを味わえる渋谷・桜丘の新イベント「SHIBUYA BEER FESTIVAL」。渋谷ブルワリーのお披露目はもちろんのこと、にぎわいSTAGEの出店者も巻き込み、みんなで乾杯できる、この街にひらけたイベントとして、みんながビール片手に楽しんでもらうイベント。子供も一緒に楽しめる仕掛けもご用意しており、グラス片手に、こどもからおとなまで、国籍や性別を超えて、桜丘で乾杯を！開催期間：2024年7月25日（木）～26日（金）15:00～20:00 　　　　　2024年7月27日（土）～28日（日）12:00～20:00開催場所：にぎわいSTAGE</blockquote><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/6631abede73c47e3875a6be937b69a83/sub4.jpg" alt="" width="800" height="200"></figure>●OPEN THE GATE LIVE<blockquote>渋谷サクラステージのアーバン・コアがストリートライブ会場に。桜丘エリアは、楽器店やライブハウスがたくさんあり、多くの音楽好きが訪れたまちでした。新生桜丘のまちで未知のインディーズバンド・インディーズアーティストを発見してみませんか。開催日程：2024年7月26日（金）～28日（日）開催場所：２階アーバン・コア</blockquote><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/9e766fb9841349a0b833f475f1832fc1/sub3.png" alt="" width="800" height="200"></figure>その他のイベント情報については施設公式HPを参照。Shibuya Sakura Stage公式HP：<a href="https://www.shibuya-sakura-stage.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://www.shibuya-sakura-stage.com/</a>■ SHIBUYA OPEN CITY 「ひらけ、渋谷。」をコンセプトにまちびらきイベント実施<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/aec54033a25b4c02aedf1314e3165498/sub5.jpg" alt="" width="1661" height="684"></figure>一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメントは区民や事業者、教育機関、行政等と協働して行っている『SHIBUYAまちびらき2024－あたらしい景色をソウゾウしよう－』の一環として、新たな渋谷の魅力を発信するイベントを7月8日（土）から開催。 「まちびらき」とは、新たな公共的施設の整備や大規模建築物のオープンといった節目に合わせ、まちの魅力向上と新たな渋谷を発信し盛り上げていく取り組みで、今回でⅢ期目となる。Ⅰ期（2018 年度）は「Shibuya River Fes」、Ⅱ期（2019 年度）は「HELLO neo SHIBUYA」をスローガンに、渋谷駅周辺でさまざまなイベントを実施した。そして、今期は「SHIBUYA OPEN CITY ひらけ、渋谷。」をスローガンに、回遊性が向上した新たな渋谷の魅力を発信するイベントを開催する。渋谷駅周辺では、デッキや地下歩道の整備により歩行者ネットワークが東西南北につながり、渋谷サクラステージの竣工・開業とＪＲ渋谷駅新南改札の移転開業で、桜丘エリアから代官山・恵比寿方面へ、渋谷アクシュの開業で、渋谷駅東側エリアから青山方面へとアクセスしやすくなる。各方面へ開かれた渋谷を体感できるよう、「OPEN LIVE」、「OPEN ART -渋谷アンデパンダン展-」、「OPEN CITY 体験」など、渋谷駅周辺でさまざまなイベントを開催。SHIBUYAまちびらき2024 特設HP：<a href="https://shibuyaplusfun.com/machibiraki/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://shibuyaplusfun.com/machibiraki/</a>■ 7月21日（日）から使用開始となる「JR渋谷駅 新南改札」、「西口地下歩道」7月21日（日）にJR渋谷駅の新南改札が渋谷サクラステージと渋谷ストリームの間の位置する新駅舎に移転され、使用開始となる。新南改札の移転により、山手線・埼京線の両ホームへ直接アクセスが可能となるほか、桜丘エリアの課題であった「まちの分断」の解消が期待されている。渋谷サクラステージはJR渋谷駅の新南改札との隣接に加えて、デッキや都市計画道路を通じて２階と１階の各階層で鉄道駅をはじめとする主要施設と接続している。地下2階では国道246号を南北へ横断するための西口地下歩道も７月21日（日）に開通する。これにより、他街区とさらにスムーズな接続が可能となる。※なお今回の西口地下歩道の開通と同時に、周辺街区整備により現在の歩行者導線が一定期間通行止めになる。詳細については各事業者ホームページを参照。 JR東日本リリース：<a href="https://www.jreast.co.jp/press/2024/tokyo/20240423_to03.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://www.jreast.co.jp/press/2024/tokyo/20240423_to03.pdf</a> 東京国道事務所HP：<a href="https://www.ktr.mlit.go.jp/toukoku/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://www.ktr.mlit.go.jp/toukoku/</a><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/246b6f327c044f0ba1f57d6369da91e1/sub6.jpg" alt="" width="1784" height="1088"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/8d4d0f5ab305424d867fe16277b0b578/sub17.jpg" alt="" width="3509" height="2126"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/f5042856083d4453910b30c876edb6fc/sub19.png" alt="" width="1447" height="773"></figure><a href="https://www.tokyu-land.co.jp/news/2024/001238.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">東急不動産公式プレスリリース</a>

渋谷の新たな玄関口「Shibuya Sakura Stage」37テナントが2024年7月25日に一斉オープン

東急不動産株式会社は、2023年11月30日に竣工した渋谷の新たな次世代型ランドマーク「<a href="https://www.shibuya-sakura-stage.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）</a>」において、2024年3月10日（日）～4月10日（水）に竣工後初めてとなるサクラステージ全体が連動したまちイベント「Shibuya Sakura Stage しぶやさくらまつり」を開催する。特設サイト ： <a href="https://www.sakura.andstory.co/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://www.sakura.andstory.co/</a>このイベントは、桜丘地区で地元の方々に親しまれてきた桜を楽しむ「第32回　渋谷桜丘桜まつり」（渋谷駅前共栄会主催）と連動する形で実施。桜丘地区は、ミニシアターや楽器店、ギャラリーなど趣味を楽しむローカルカルチャーが根付いており、歩行者ネットワークが整備されて回遊性とアクセスが向上したことを背景に、桜丘地区一体となり地元の人々が大切にしてきた華やかな桜のもと、桜丘エリアならではの多様な「好き」が集まるカルチャーを守りつつ、次世代に継承する企画になる予定だ。また、4月までにカフェやドラッグストア、クリニックなどが先行して開業。「まちびらき2023-2024」として、店舗等がおおむね開業する2024年夏に向けて今後も様々なイベントを実施していく予定だ。<h3 id="h8caeaf6857">渋谷駅前共栄会主催『第32回 渋谷桜丘桜まつり』</h3>サクラステージ前のさくら坂及び周辺会場において「第32回渋谷桜丘 桜まつり」が開催。恒例の提灯設置や桜並木のライトアップのほか、マルシェイベントや抽選会なども実施される。<blockquote>・さくら坂／提灯点灯実施　3月10日（日）～4月10日（水） ・さくら坂／桜ライトアップ実施　3月10日（日）～4月10日（水） ・周辺会場でのイベント実施　3月22日（金）・23日（土） 11:00～15:00 渋谷駅前共栄会公式サイト：<a href="http://shibuyakyoueikai.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">http://shibuyakyoueikai.com/</a></blockquote><h3 id="h4329cbc276">渋谷に集う人々の「好き」で彩る多様性が花開く祭典「Shibuya Sakura Stage しぶやさくらまつり」</h3>このイベントのコンセプトは、多様性。渋谷サクラステージの誕生により、渋谷の街、人、そして桜丘エリアの象徴であるサクラも変わる。変化するからこそ、渋谷で巡り合いを楽しんでもらいたいという思いを込め、多様性が花開く祭典となる予定だ。3月10日（日）より、落合陽一氏が手掛けるリアルタイム生成AIを駆使したインスタレーション展示（2月27より先行展示）や、テレビ朝日による番組美術セットの廃材を活用したSDGsアートオブジェ、YAMAHAのストリートピアノなど、イベントスペース・広場・デジタルサイネージなど施設全体を使い、桜丘エリアの象徴である桜から着想を得たアート作品が並ぶ。3月22日（金）からは、桜・ピンクをテーマとした飲食提供や日本初のサウナ博覧会「サ博」など、多様な趣味を楽しむ人々が集うイベントも予定している。<blockquote>＜実施概要＞　 ・期間：2024年3月10日（日）〜2024年4月10日（水） 　※天候や混雑状況により内容を予告なく変更の可能性あり ・主催：東急不動産 ・場所：Shibuya Sakura Stage各エリア ・特設サイト：<a href="https://www.sakura.andstory.co/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://www.sakura.andstory.co/</a></blockquote><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/37d3ffbaa16044d6a2e1f96dfd77f0b8/sub2.png" alt="" width="856" height="571"></figure><h3 id="h966a6bc184">施設全体MAP</h3><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/2853e0945b8e431ab5d61670c54b3460/sub3.png" alt="" width="865" height="495"></figure><a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000283.000006953.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">東急不動産公式プレスリリース</a> Shibuya Sakura Stage 施設HP <a href="https://www.shibuya-sakura-stage.com/）">https://www.shibuya-sakura-stage.com/</a> ※期間中のイベント／コンテンツ詳細は特設サイトを参照 <a href="https://www.sakura.andstory.co/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://www.sakura.andstory.co/</a>

地域と連動した竣工後初の施設回遊イベント「Shibuya Sakura Stage しぶやさくらまつり」が3月10日より開催

「暮らすように泊まる」ハイアットのホテルブランド「ハイアット ハウス」の東京初進出となる「ハイアット ハウス 東京 渋谷」と東急不動産株式会社は、2月26日に本施設を開業。開業に際し、本施設内でオープニングセレモニーを実施した。ハイアット ハウス 東京 渋谷は、100年に一度とも言われる渋谷駅中心地区の再開発プロジェクトにおける主要施設の一つ、「<a href="https://www.shibuya-sakura-stage.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）</a>」内に位置し、渋谷駅からは歩行者デッキで繋がっている。日本を代表するターミナル駅である渋谷駅には９路線が乗り入れ、多数のバス路線もあり、都内各所はもちろん郊外や横浜などへのアクセスも抜群。世界的に有名なスクランブル交差点にも近く、東京の息吹を肌で感じる渋谷の中心地で気軽に「暮らす」滞在体験を実現している。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/b8cf00405ca64adb89a044dffa1e9286/sub3.jpg" alt="デラックススイート 85㎡" width="1095" height="729"><figcaption>デラックススイート 85㎡</figcaption></figure>館内には、屋外庭園に面したラウンジやスタイリッシュな屋内プール、24時間利用可能なフィットネスセンター、緑豊かな屋外庭園、マルチファンクションルームなどを完備。自分の家のように快適に過ごす場所を渋谷の中心で満喫できる。また、ロビーエリアには「Hバー」を設け、ノンアルコールを含むこだわりのドリンクを時間を問わず提供するほか、24時間営業の「Hマーケット」では渋谷にちなんだ商品、スナック類やドリンク、お客様の心地よい滞在をサポートするアイテムなどを販売している。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/dd8aed05ed2b46bc801fcb2c5b5b8730/%E3%83%AD%E3%83%92%E3%82%99%E3%83%BC%E3%81%AA%E3%81%A8%E3%82%99.png" alt="" width="1042" height="287"></figure><h3 id="h2a5ce8b635">ハイアット ハウス 東京 渋谷について</h3>本施設は、スイート18室を含む126室のアパートメントタイプ。32㎡以上の広々とした快適な客室には、充実したキッチン・洗濯乾燥機・オーブンレンジ・55インチ以上のTV・冷凍冷蔵庫・バスタブを完備。暮らすように滞在ができる、渋谷の中心にあるもう一つの“ハウス”を目指す。所在地：東京都渋谷区桜丘町3-3 最寄り駅：JR・私鉄各線渋谷駅 階数：地上30階建て （1～3階、6～16階部分） 総客室数：126 料飲施設：モダンジャパニーズフレンチ「MOSS CROSS TOKYO」、バー「Hバー」 その他施設：ロビー、ラウンジ、Hバー、屋内プール、フィットネスジム、マルチファンクションルーム、ショップ「Hマーケット」、屋外庭園 インテリアデザイン：株式会社GARDE 設計：戸田建設株式会社 施工：鹿島・戸田建設共同企業体　戸田建設株式会社東京支店 総支配人：矢野　花恵 URL：<a href="http://hyatthousetokyoshibuya.jp">hyatthousetokyoshibuya.jp</a> ※本リリース中の「ハイアット」とは、ハイアット ホテルズ コーポレーションおよび（または）その関連会社を指す用語として使用されています。<a href="https://www.tokyu-land.co.jp/news/2024/001164.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">東急不動産公式プレスリリース</a>

「暮らすように泊まる」ホテルブランド・ハイアット ハウスが東京に初進出 、「ハイアット ハウス 東京 渋谷」2024年2月26日開業

東急不動産株式会社は、2023年11月30日に竣工した「<a href="https://www.shibuya-sakura-stage.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）</a>」にスタートアップの成長を支援する特別なオフィス区画を企画し、開設することを発表した。本区画は内装・家具付および東急不動産が賃料をサポートするだけでなく、入居テナントと東急不動産との事業連携も狙った新しい取り組みであり、スタートアップの事業成長と広域渋谷圏の魅力向上の一翼を担う役割も担っている。本区画の入居テナント第１号としてFree Standard株式会社の誘致を決定した。Free Standardはブランド主導のリコマースオペレーティングシステム「Retailor（リテーラー）」を提供することで衣料品等の二次流通市場を構築しており、東急不動産が管理運営する商業施設での連携も推進していく予定だ。<h3 id="h6c4d8c3e6f">スタートアップ支援区画開設の背景と目的</h3>東急不動産は、国内外のスタートアップの集積を通じた広域渋谷圏の価値向上をめざして、4つの活動を様々なパートナーと推進している。①場づくり：スタートアップ向けスモールオフィス「GUILD」の展開や渋谷エリアで最大級のイノベーション創出の場となる「（仮称）Shibuya Deep-tech Accelerator」の開設、②資金提供：東急不動産ホールディングスより出資するCVCファンドからスタートアップへの投資やVCへのLP出資、③産官学連携：東京都や渋谷区、各大学との連携、④グローバル化：シリコンバレーを拠点とする「Plug and Play JAPAN株式会社」との共創などの取り組みを行っている。スタートアップの中には新しいオフィスの選定および内装検討のために必要な時間やオフィス構築に要するコストや時間の捻出が難しい企業も多くある。それらの課題を解決するため、渋谷サクラステージにて、東急不動産が賃料をサポートするオフィス区画を特別に提供することで、入居テナントは資金を本業への投資に回すことができ、また渋谷駅隣接という一等地にオフィスを構えることで採用活動においてもメリットを生み出すことが可能になる。この取り組みをきっかけに、入居テナントと東急不動産にて事業連携を行うとともに、広域渋谷圏の魅力向上を一層加速させていく。<h3 id="h800433ba0e">本区画の特色</h3>本区画を企画した狙いは「スタートアップの成長支援」と「東急不動産との事業連携創出」。貸室には会議室や什器等を東急不動産にて整備し、また東急不動産が特別に賃料をサポートするだけでなく、各種費用も無償とすることでテナントの移転コストやランニングコストを圧縮する。 選定にあたっては、本区画に興味を持った企業が東急不動産との事業連携案や広域渋谷圏の魅力向上策を提案。提案された事業連携の内容は大きな評価ポイントの一つとして、最終的に１社を選定した。契約期間を最長2年間としているため、成長を加速させたスタートアップが、本区画から続々と次のステージに羽ばたいていく土壌をつくる。＜区画概要＞ 場所：渋谷サクラステージ セントラルビル（所在：東京都渋谷区桜丘町1番2号） 開設時期：2024年2月（予定） 床面積：約60坪 <blockquote>▶主なサービス ・内装・家具付き（受付・会議室・什器等）、無線Wi-Fiや複合機を実装 ・東急不動産が賃料サポート ・諸費用無料（電気代、室内清掃費、廃棄物処理費、引越費用等） ・敷金0円（保証会社利用） ・3ヶ月前予告により解約可能 </blockquote>＜選定方法＞ 検討企業より、財務諸表や事業計画書、東急不動産との事業連携に関する提案資料をご提出してもらい、今後の成長性、東急不動産との事業親和性、広域渋谷圏の価値向上に寄与するかという点を重要な評価項目とし、１社選定する。<a href="https://www.tokyu-land.co.jp/news/2024/001156.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">東急不動産公式プレスリリース</a>

広域渋谷圏でベンチャーの成長を支援、「Shibuya Sakura Stage」にスタートアップ支援区画を開設

東急不動産株式会社（以下、東急不動産）と日本電信電話株式会社（以下、NTT）、株式会社 NTT ドコモ（以下、ドコモ）は、まちづくり分野において世界で初めて、次世代ネットワークAPN IOWN１.０※1 を「<a href="https://www.shibuya-sakura-stage.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Shibuya Sakura Stage</a>」へ導入することに伴い、2023年12月13日から12月15日まで、APN IOWN１.０の「高速・大容量」「低遅延・ゆらぎゼロ※2」の特性を体験できる「IOWN WEEK」イベント※3（以下、本イベント）を開催した。本イベントでは、APN IOWN１.０を体感する場として、お笑い芸人が遠隔から遅延無くラップバトルや漫才などを披露する「IOWN エンタメイベント」を「Shibuya Sakura Stage」で実施するほか、「Shibuya Sakura Stage」へ入居する法人向けにオフィスでの利用を想定した「IOWN ウェブ会議」を「渋谷ソラスタ」で実施。APN IOWN１.０を活用した遠隔ラップバ トルやウェブ会議は世界初※4の試みとなる。<h3 id="he3342d58cb">1．背景</h3>東急不動産とNTTグループ※5は、2023年６月７日に「IOWN構想※6に関連した技術・サービスなどを活用した新たなまちづくりに向けた協業」に合意し、本協業の最初の取り組みとして12月11日に「Shibuya Sakura Stage」へAPN IOWN１.０を導入した。APN IOWN１.０の導入により、非圧縮での映像伝送による４K映像の投影やクリアな音声伝送などが可能になるため、イベントスペースでは離れた場所で行われているお笑いイベントや音楽ライブをまるでその場で行われているかのように楽しめるなど、新たなエンターテイメント体験ができるように。また、オフィスでは離れた場所のパートナーと直接対面しているかのように働くことが可能になるほか、映像の編集を離れた複数拠点で同時に実施できる、リモートプロダクションへの活用も期待できる。<h3 id="h36710d202a">2.イベント概要</h3>「Shibuya Sakura Stage」へのAPN IOWN１.０の導入に伴い、「IOWN WEEK」イベントを2023年の12 月13日から12月15日までの３日間、開催。 イベントでは、APN IOWN１.０を活用した「IOWN エンタメイベント」と「IOWN ウェブ会議」の２つのコンテンツを実施した。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/57019836efe847fa9b9ea4c50351d291/iown_2.jpg" alt="" width="2266" height="898"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/3c77e3c9664e4db2a17d3fe2b366207a/%E3%82%A4%E3%83%98%E3%82%99%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%82%99.jpeg" alt="" width="892" height="254"><figcaption>「IOWN WEEK」イベントロゴ</figcaption></figure><h3 id="hcad126f73b">3.今後に向けて</h3>今後も東急不動産、NTTグループは、次世代ネットワークAPN IOWN１.０を通して超高速かつ低遅延な通信環境を提供するとともに、広域渋谷圏※7を中心に、将来的にはIOWNを活用し消費電力を大幅に低減したまちづくりを進めていく。 <blockquote>※1 APN IOWN１.０とは、NTT東日本とNTT西日本が2023年３月に提供を開始した、通信ネットワークの全区間で光波長を専有するオールフォトニクス・ネットワーク（All-Photonics Network）サービス。詳細は<a href="https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20230302_01.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">ホームページ</a>にて。 ※2 時分割多重方式（送信する時間を固定化して情報を区別）を採用することで、トラヒック状況による遅延やパケットロスを抑制。 ※3 「IOWN WEEK」イベントは、事前案内された関係者・企業が参加。 ※4 2023年11月22日 ドコモ調べ。 ※5 NTT、NTTドコモ、NTT東日本の３社を指す。 ※6 IOWN（Innovative Optical and Wireless Network）構想とは、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、光を中心とした革新的技術を活用し、高速大容量通信ならびに膨大な計算リソースなどを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想。詳細は<a href="https://www.rd.ntt/iown/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">ホームページ</a>にて。 ※7 広域渋谷圏とは、東急グループが定める、「働く」「遊ぶ」「暮らす」が融合した持続性あるまちを目指し、まちづくり戦略“Greater SHIBUYA 2.0”において定めた、渋谷駅から半径2.5km のエリアのことを指す。 詳細は<a href="https://www.tokyu-land.co.jp/urban/area/shibuya.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">ホームページ</a>にて。</blockquote><a href="https://www.tokyu-land.co.jp/news/2023/001131.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">東急不動産公式プレスリリース</a>

東急不動産・NTT・ドコモが「IOWN WEEK」イベントを開催、次世代ネットワークAPN IOWN１.０を活用した世界初の遠隔ラップバトルやウェブ会議を体験

「暮らすように滞在する」ハイアットのホテルブランド「ハイアット ハウス」の東京初進出となる「<a href="https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-house-tokyo-shibuya/tyoxs" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">ハイアット ハウス 東京 渋谷</a>」と東急不動産株式会社は、本施設の開業日を2024年2月26日（月）と決定し、宿泊予約を開始したことを発表した。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/291c0d4fc8a843d8a94d7b8d6cc8e7ac/hy_4.jpg" alt="" width="1670" height="962"></figure>「ハイアット ハウス 東京 渋谷」は、100年に一度とも言われる渋谷駅中心地区の再開発プロジェクトにおける主要施設の一つ、「<a href="https://www.shibuya-sakura-stage.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）</a>」内に位置し、渋谷駅からは歩行者デッキで繋がり、東京のトレンドをけん引する渋谷の多彩なショップやレストランをはじめ、世界的に有名なスクランブル交差点からもほど近く、まさに東京を肌で感じる都会の中心で気軽に「暮らす」滞在体験を提供する。日本を代表するターミナル駅である渋谷駅には、９路線もの電車が乗り入れる他、多数のバス路線もあるため、都内各所はもちろん郊外や横浜などへのアクセスも抜群。インバウンド観光客の中長期滞在や外国人ビジネスパーソンなどの多様なニーズに合わせて、仕事もプライベートもどちらの時間も充実させ、高い満足度で快適な滞在を提供する。メインダイニングとして、モダンジャパニーズフレンチ「MOSS CROSS TOKYO」がオープンする予定で、本施設の朝食は、MOSS CROSS TOKYOにてブッフェスタイルで提供する。本施設の矢野 花恵総支配人は、宿泊予約の開始にあたり「渋谷は今、世界中から注目を浴びるエリアとなっており、その活気あるまちには、国内のみならず世界中から多くの人々が集まります。このように素晴らしいまちで、開業できることを心から嬉しく思います。「ハイアット ハウス 東京 渋谷」の広々として落ち着いた客室は、渋谷の魅力を満喫した後に、快適なひとときをお過ごしいただけるようにデザインされています。全てのお部屋にキッチンや洗濯乾燥機が完備されたサービスアパートメントタイプですので、1泊でも長期滞在でも、まるでご自宅にいるかのようにくつろいでお過ごしいただけます。お客様には渋谷を中心としたエリアの多彩な魅力を味わい尽くす旅の拠点として、また地元のコミュニティーからも必要とされ、貢献する施設として、皆さまに長く愛される存在を目指してまいります。」と述べている。<h3 id="h4356a4d193">「ハイアット ハウス 東京 渋谷」の客室について</h3>本施設は、スイート18室を含む126室のアパートメントタイプ。32㎡以上の広々とした快適な客室には、充実したキッチン・洗濯乾燥機・オーブンレンジ・55インチ以上のTV・冷凍冷蔵庫・バスタブを完備し、暮らすように滞在できる。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/5f05b3e5b4af4c479d70b1826bb8f11f/hy_3.jpg" alt="" width="1654" height="1370"></figure><h3 id="h356514d36e">「2面性」をテーマにしたインテリアデザインと共用施設</h3>本施設は「多様性のまちSHIBUYA」の「2面性」をデザインコンセプトされている。渋谷は、最新のトレンド・カルチャーを享受できる東京で最も多様な価値観を体感できる場所である一方で、隣接した高級住宅や古き面影を残す路地や横丁という魅力も備えている。この2面性の体験を意識した空間デザインを、本施設のインテリアに落とし込んでいる。16階に上がるとレセプションロビーがあり、オルゴールアートが優しい音色で、宿泊客を迎える。ラウンジ＆Hバーは屋外庭園を借景に、ロングカウンターとラウンジコーナーを配置。宿泊客同士やそれ以外の利用者も自由にコミュニケーションできる場所だ。24時間営業の「Hマーケット」は、スナックや飲み物、日用品、渋谷にちなんだ商品など個性的で魅力ある商品を用意。マルチファンクションルームも屋外庭園に面した開放的な空間で、小規模なミーティングや展示利用に適した空間として多用途に利用できる。渋谷エリアでは希少な、渋谷のまちを見下ろすことができる屋内プールはプールサイドにジャグジーを配置。24時間利用可能なフィットネスジムと共に、まちの喧騒の疲れを癒す上質で優雅な時間を過ごすことができる。3階エントランスから各客室まで展開するアートワークは「2面性」をテーマに、渋谷のまちの魅力を発信していく、空間デザインコンセプトと連動したものになっている。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/4ffdd2ee854c40519ab0933dbfd7e8db/hy_2.jpg" alt="" width="1654" height="1194"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/a63e6803d259484297a4bcaf3d8d48e5/10f80e67cad84dd5a5d928c57eada1b0/hy_1.jpg" alt="" width="1640" height="1042"></figure><h3 id="h12b944bd56">宿泊予約方法</h3>電話またはオンラインにて可能。 公式ウェブサイト：<a href="https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-house-tokyo-shibuya/tyoxs" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-house-tokyo-shibuya/tyoxs</a> 予約電話番号：03-4243-6241 予約メールアドレス：tyoxs.gs.reservation@hyatt.com<blockquote>開業記念特別宿泊プラン オープニングスペシャルプラン「ようこそ！ ハイアット ハウス 東京 渋谷へ」 開業を記念し、期間限定の特別プランをご用意しました。2024年2月26日から2024年5月31日までのご滞在宿泊で、1泊1室34,600円※（サービス料・消費税・東京都 宿泊税1名1泊200円別途）からご提供し、さらにMOSS CROSS TOKYOでのご朝食も無料（ご宿泊者様のみ）でご提供します。開業記念としてお求めやすい料金設定をさせていただきましたので、ぜひご利用ください。 さらに、ハイアットのロイヤルティプログラム、ワールド オブ ハイアット会員のお客様には、上記プランを含む2024年5月31日までの当ホテルでの対象となるご滞在について、500ボーナスポイントを進呈いたします。会員登録は無料です。利用規約が適用されますので、詳しくはHyatt.comの「新しい滞在先を選ぶ500の理由」にてご確認ください。 ※サービス料・消費税込み、宿泊税別途の料金は41,866円より。 ※ご予約日によりオープニングスペシャルプランの価格は変動いたします。</blockquote>ホテル概要 施設名：ハイアット ハウス 東京 渋谷 所在地：東京都渋谷区桜丘町3－3 最寄り駅：JR・私鉄各線渋谷駅 階数：地上30階建て（1～3階、6～16階部分） 総客室数：126室 料飲施設：モダンジャパニーズフレンチ「MOSS CROSS TOKYO」 その他施設：ロビー、ラウンジ＆Hバー、屋内プール、フィットネスジム、マルチファンクションルーム インテリアデザイン：株式会社GARDE 設計：戸田建設株式会社 施工：鹿島・戸田建設共同企業体　戸田建設株式会社東京支店 ※本リリース中の「ハイアット」とは、ハイアット ホテルズ コーポレーションおよび（または）その関連会社を指す用語として使用。<blockquote>ハイアット ハウスについて ハイアット ハウスのホテルは、短期でも長期でも滞在に必要なものが全て揃う、広々とした居住空間を求めるお客様のために設計されています。世界中に130軒以上あるハイアット ハウスでは、自宅のようなアメニティ、意図されたサービス、現代的な空間を完備。バーエリアではクリエーティブな厳選メニューを用意し、仕事や交流、くつろぐ際にも快適な共有スペースを屋内や屋外に設けています。詳しくは、<a href="http://hyatthouse.com" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">hyatthouse.com</a>をご覧ください。また、ハイアット ハウスのFacebook、Instagramをぜひご登録ください。ハッシュタグ「#HyattHouse」を付けた写真の投稿もお待ちしています。</blockquote><a href="https://www.tokyu-land.co.jp/news/2023/001100.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">東急不動産 公式プレスリリース</a>

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渋谷サクラステージ内「404 Not Found」を拠点に、世界をめざすゲームクリエイターを発掘しサポートする「Game Creator Finding」がスタート

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渋谷エリアでカルチャーを通じたにぎわい創出をめざすCCCと東急不動産が締結した「まちづくり協定」に基づき7月25日「渋谷サクラステージ」に4店舗出店

東急不動産が提案するワーカーのウェルビーイングを支えるフロアが渋谷サクラステージ7階に誕生

渋谷の新たな玄関口「Shibuya Sakura Stage」37テナントが2024年7月25日に一斉オープン

地域と連動した竣工後初の施設回遊イベント「Shibuya Sakura Stage しぶやさくらまつり」が3月10日より開催

「暮らすように泊まる」ホテルブランド・ハイアット ハウスが東京に初進出 、「ハイアット ハウス 東京 渋谷」2024年2月26日開業

広域渋谷圏でベンチャーの成長を支援、「Shibuya Sakura Stage」にスタートアップ支援区画を開設

東急不動産・NTT・ドコモが「IOWN WEEK」イベントを開催、次世代ネットワークAPN IOWN１.０を活用した世界初の遠隔ラップバトルやウェブ会議を体験

東京初進出のハイアットセレクトブランドが「Shibuya Sakura Stage」内に誕生、「ハイアット ハウス 東京 渋谷」2024年2月26日開業に決定

渋谷サクラステージ１周年、夏を彩る「渋谷納涼大感謝祭」 ——地域と“アツく”つながる３週間

街に出る理由がここにある。渋谷の新しい“あそびば” 404 Not Foundに集う人々

渋谷桜丘で新たなライフスタイルが花開く。「Shibuya Sakura Stage」商業エリアが本格始動

“時代をつくる街”に誕生─ FUSOUが渋谷で提案する新時代のガストロノミー

渋谷で暮らすように泊まる─旅先を“我が家”へ、「ハイアットハウス東京渋谷」開業

渋谷を塗り消して、次の余白と遊びを。世代もジャンルも越境する空き地「404 NOT FOUND」とは？

100年に一度の渋谷再開発、駅中心地区のラストピース「Shibuya Sakura Stage」レポート

「暮らすように泊まる」ホテルブランド・ハイアットハウスが東京に初進出、「ハイアットハウス東京渋谷」2024年2月26日開業

東京初進出のハイアットセレクトブランドが「Shibuya Sakura Stage」内に誕生、「ハイアットハウス東京渋谷」2024年2月26日開業に決定